竹野さら

二次元の女の子アイドルが好きなオタクであり、SZ松島担。声優さんも好き。ゆるい日常を書く予定。

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最近の記事

かわりゆくもの、かわらないもの ~劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン感想~

劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン、観てきました。 大変良かったので、簡単にですが感想を。ネタバレ注意です。 私はTVアニメ版で「ヴァイオレットとギルベルトは再会できなかった」ということが好きで。出逢えないからこそ募る想いと積もる手紙が大変うつくしいなと感じたものでした。また、去年公開された外伝も前半パートが大変好きで(だって深窓の令嬢たちの舞踏会ですよ!?)。だからこそ、今回の劇場版はどうなってしまうのだろうという思いがありました。 まず、TVアニメ版は放送当時に

    • 爆弾魔未遂の告白

      「自分にしか作れない物語」なんて、本当に存在するのだろうか。 数え切れない程の人間が、これまで追求してきた表現技法。 実際、世の中のあらゆる物語はいくつかの類型によるものだと言われている。ジョルジュ・ポルティの36の劇的境遇、ウラジミール・プロップの31の機能分類。さらに、シンデレラ曲線で有名なカート・ヴォネガットの説を土台にしつつ行われた近年の研究では、「物語の類型は6つ」という結果も提示されている。 こんな世界で、オリジナルを求めることなど無謀なのではないだろうか。

      • 電子書籍で本を読むということ

        電子書籍で本を読むようになり、1年が過ぎた。 最初は「液晶画面で本を読んだところで、きちんと内容が頭に入ってくるのか?」と思っていたのだが、むしろ本の読み方に深みが出てきたと感じている。具体的に例を挙げると以下の3点である。 ①読書時間が増えた  まず単純に、読書をする時間が増えた。もともと私は本の虫だったはずなのだが、社会人になった途端疎遠になってしまっていた。職場に本を持ち込みづらいこと、図書館や図書室などの本を借りられる施設から遠くなってしまったことが考えられる。

        • 好きなものを整理する〜ソシャゲ編〜

          GWが明け、今日から仕事が再開となった。例年よりもかなり長い休みであったため、ちゃんと色々覚えているか心配だったが、問題なく進められたので自分を褒めた。ただ、身体的疲労がすごい。太腿が痛い。そして大変眠い。昨日は色々ハイになり、小説を書くためのハウツー本を勢いでポチってしまったが、早くも心配になってきてしまった。こういうところである。 さて、noteをはじめたからにはコツコツ更新していきたい、と宣言したは良いが、早速何を書くかに悩んでしまった。色々ネタはあるが、twitte

          何の捻りもないはじまり

          昨日友人とグループ通話をしていたところ、「お前の文章は小説向きだ」とのお言葉をいただいた。そのため今日は何を書くのかずっと考えていたのだが、とんと思いつかぬ。しかし何かを書きたいという気持ちだけはどんどん膨らんでいく。ということで、「皆もすなるnoteといふものを、私もしてみむとてするなり」することにした。ちなみにこの一文、なんとなくこういうのあったよなあというのから原文に辿り着くまでそこそこの時間を要した。現代文をまともに受けていなかった理系の弊害である。 私が某ブログの

          何の捻りもないはじまり