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【-Column-】自分を自分が自分でコントロールするために

「心療内科に通院しています。」なんて周りに伝えたらなんて言われるだろうか…

心療内科に通院し始めて約2年が経とうとしています。
そして、仕事を続けながら治療をして、1年以上経ちました。


きっかけ…

きっかけは心の違和感。

非常に小心者で心配性である性格からか、昔から何かと抱え込みながら生活しています。
仕事でもその性格は変わらず、良い反面、何かと気にし過ぎてしまいます。
それが影響してなのか、徐々に休日もなかなか気が休まなくなるようになりました。

前職は、残業+休日出勤も多く、身体と心の両方に負担がかかっていました。

そしてストレスチェックでも「高ストレス」状態にありました。
ちょうど、異動希望届を出せるタイミングもあり提出はしてはいましたが、
結婚の話も出てきていて、妻の地元に行く予定もあったので思い切って転職して環境を変えることに決めました。

転職した時期が、コロナが蔓延し始めた時期で、「リモートワーク」に切り替え始めた時でした。

コロナ渦でもある程度仕事はあったので、
新たな職場でもう一度頑張ろうとしていました。
心の体調も少しずつ回復し、仕事も生活も良く過ごせるようになりました。

そこから約2年が経った頃から、また疲れが抜けきれなくなってきました。
覇気がない、何をするにも重い腰があがらない、
普段は気にならない周りの音や声が気になる、
感覚的にも感情的にも少しずつ気になりだしたり繊細になり仕事や生活の違和感に気づくようになりました。


通院初期

今回は、病院に行って何が原因なのか診てもらおうとメンタルクリニックを探しました。

口コミである程度のクリニックに電話しましたが、新規の受付を停止している状態でした。
新たに開院したクリニックに予約をして、受診をしました。
最初はメンタルクリニックに入ることにとても勇気がいりましたが、
予約制であることから待合いの人数も少なく周りを気にせずに済みました。

通院初期は、不調について会話をする程度で、気持ちを吐き出すことで、
少し気持ちが楽になって整理されていく感覚がありました。

そこからしばらく通院をしていましたが、症状が落ち着くのも一時的なもので、
特に周りの音がすごく気になりだすようになりました。

医師からは環境を変えること(転職や部署異動)を薦められました。

大きな音はもちろんなのですが、普段気にならないような音すらも気になりだし、
薬物療法による治療を開始しました。

この薬を飲むようになってから音が気にならなくなり比較的集中して仕事に取り組めるようになりました。
逆に薬を飲み忘れると、かなり気になるようになりました。
今もずっと飲み続けていますが、飲み忘れると日中の仕事がきつく感じます。


通院中期

会社のストレスチェックでも「高ストレス」状態となり、
別のメンタルクリニック、産業医と面談をする機会がありました。

メンタルクリニックに通院していること、
通院している医師からは、異動を薦められていること、

状況を説明しましたが、産業医からはもう一年同じ部署で仕事してみろの
一点張りで話をまともに聞いてもらえませんでした。

人事も産業医の意見のもと、今回の部署異動は見送られることになりました。

その間もかかりつけ医への通院は変わらず、メンタルヘルスや相談相手として
助言や話し相手になって気持ちを整理させていました。

この頃からは、いつも飲んでいる薬に加えて、抗うつ薬も処方されるようになりました。

抗うつ薬にも種類がたくさんあり、副作用等を確認しながら何種類か試しました。
比較的軽症の方向けの抗うつ薬を最初と2番目に処方された薬は、
朝起きてから昼過ぎまで眠気がものすごくあるものでした。
身体がふわふわするような感覚がずっとあり、これはすぐに試すのを中止しました。
現在服用している薬は、眠気等の副作用が自分にはあまりなく、
毎日、就寝する前に飲むようになりました。


~現在

~1年後~も会社のストレスチェックで昨年と同様に「高ストレス」状態となりました。
今回は、産業医からも異動したほうが良いという意見書が出されました。

そこからすぐには部署移動にはなりませんでした。
現在の部署の人数や育成の兼ね合いで先延ばしにされています。

それまでの間も月に1回の通院と薬の服用を毎日続けています。

転職もかなり考えましたが、会社としての環境は決して悪くなく、
あくまでも仕事の内容が自分の性格に合っていないので、
部署異動をしてから考えてみてもいいのかなと思い転職はしませんでした。

正直、こんなに時間がかかるとは思っていませんでしたが、
プライベートの時間が阻害されないようにしようと思います。

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