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パフラヴァを作ろう!

2021年最初の更新。

改めて自己紹介すると、本業の傍ら、”おいしい中央アジア協会"の一員として中央アジア* を料理を通じて知っても楽べく活動しています。

*本協会では、ウズベキスタン、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン を主に中央アジアと呼称しています

そちらの活動では「パフラヴァ」と呼ばれる、中央アジアやトルコ、アゼルバイジャンなどの周辺国で食べられるパイのような食べ物の作り方をレクチャーしています。

過去の料理教室開催模様はこちらから↓

パフラヴァとは

パフラヴァはバクラヴァとも呼ばれ、ナッツを何層にも重ねて作ります。

私のレクチャーでは中央アジア式にひし形・クルミを使っていますが、国や地域によってはピスタチオだったり、ひし形ではなく真四角に作られることもあります。

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▲私の教室で作るパフラヴァ

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▲とあるトルコ料理レストランで出てきたバクラヴァ


一説によると、花嫁修行のひとつとしてパフラヴァを作れることが一人前の証とされるエリアもあるんだとか。

中央アジア諸国、トルコ、アゼルバイジャンなどの周辺国、さらにかたちを変えれば中東でも食べられるのに、起源自体は明らかになっていないところにロマンのある食べ物でもあります。


バターや砂糖、はちみつを使うために焼き上がり時は甘い香りがし、お茶やコーヒーとの食べ合わせも良いパフラヴァ。

その食感を例えるならば、実は2パターンで表現できます。

焼き上がり直後はサクサク。

冷蔵庫で冷やすとしっとり。

焼き上がりのサクサクはパイなので当然ですよね。甘い香り立ち込めて食欲をそそられます。

特筆すべきは冷やした後。

サクッと感の代わりに、バターや砂糖のしっとり感が顔をのぞかせ歯ごたえがよくなります。個人的にはこちらが好き。


調理動画について

さてこれまではレンタルキッチンを借りたり、コロナ禍のご時世を受けてZoomを通じてオンラインでの教室を開催してきました。

ありがたいことにどちらの形態でも参加いただいた皆様からは好評のお言葉をいただいていましたが、一方で「開催日の時間が合わない」という声もいただいていました。

私事ながら平日遅くまで業務があるために週末を中心に開催していました。

かつ、オンラインではメイン・手元の2画面で投影しているものの、調理工程の細かい手順や素材についての質問を受けることも多くあります。

そこで、

・調理手順を細かく説明し、

・手元がよく見え、

・何度でも見直せる

パフラヴァの調理動画を制作しました!

レシピはスーパーで揃えることのできる食材で構成しており、特殊な食材も器具も必要ありません。

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