おはようございます。2024年9月7日

おはようございます。
気がついて時計を見たら早くも午前四時。
既に東京マッドスピン マドスピの時間でした。今日はコウキムラと元TOKIO長瀬智也のナビゲーター2人によるマドスピです。ただ、マドスピ、個人的にはNaz Chrisさんの出演回やマシリトさんや堀井雄二さんの出演回が好きなのですよ。他の出演者の日もそれなりに面白いとは思います。だけど、Naz Chrisさんは幸福の科学の正心宝よりかロトの剣のネックレスを勧めていたので、いつか、ミニチュアのロトの剣くらいは欲しいところだ。
さて、午前9時半過ぎたら、富久山図書館まで出かけて、山田太一のシナリオ集を借りてきます。
収録作品はふぞろいの林檎たちV前後編
男たちの旅路 オートバイ
などです。
編者は文学紹介者頭木弘樹先生。解説文も頭木弘樹先生によります。
版元は国書刊行会。
3000円でお釣りが出る位の値段です。
よくぞ買ってくださいました!
続く山田太一戦争シナリオ集も予約していたので取り置きが楽しみです。
昨日はJMクッツェーの世界文学論集、続世界文学論集を通読しました。心地よく疲れました。やはり論じている文学作品も読んでおかないとダメだなあとはやはり思いました。それにしても気になるのがクッツェーによるキリストイエズスの三部作ですね。読み応えはトーマス・マンのヨセフとその兄弟たちなんかに近い感じなのかしら?トーマス・マンの場合旧約聖書創世記のヨセフの物語をかなり水増しさせて超大作にしているようですが、クッツェーのキリストイエズスのシリーズも福音書をもとにしながらも、かなり長大な作品になっているのでしょうか?気になります。
さて、山田太一のシナリオ集を借りたらそれは読みますが、何よりテリー・イーグルトンなどの文学理論に関する本を通読したいわけです。ワタシ的には文学理論には魅力を感じていて、新書とかで小さな文学理論入門書なんかもありますが、やはり世界文学全集の文学作品も並行して読みながら文学理論を検証していくしかないのかなあとか思うわけです。
確かに筒井康隆先生も文学理論の本を読むのは良いけれど実際の文学作品も読んでおかないとダメだよとダ・ヴィンチという本の雑誌の別冊かなんかでちらりとコメントしていたのが今になり痛いほどに分かるわけですよ。
ものは試しにフローベールのマダムボヴァリーボヴァリー夫人と蓮實重彦先生のボヴァリー夫人論と突き合わせて読まなきゃなあとは考えています。
ワタシ的に更に夢見ているのはせっかくポータブルフォークナーの翻訳が出たので、大橋健三郎先生のフォークナー研究を読めたら読みたいということです。かくいうフォークナーもさらにヘミングウェイもマーク・トウェインのハックルベリー・フィンの冒険こそがアメリカ文学のレガシーだと疑わないようですからね。
ちなみにマークトウェインはハックルベリー・フィンの冒険の冒頭に警告文を載せていてかなり物騒な書きぶりなのですが、村岡花子の訳では何故かこの警告文は訳されておりません。柴田元幸先生はしっかりと警告文を訳出しております。
とにかく寓意や教訓を見出さんとするものは銃殺されよなどとマークトウェインは知り合いの軍人の名を借りて警告文を掲載している。この辺がマークトウェインなりのトム・ソーヤー以来のユーモアのつもりなんでしょう。かなりブラックなユーモアですが。岩崎夏海さんという秋元康の秘蔵っ子のような作家氏がもしドラで売れましたが、彼の著書小説の読み方の教科書でもじっさいにハックルベリー・フィンの冒険を引き合いにして、小説はかく読むべきようを指南されておりましたね。
わたしならばメルヴィルの白鯨モビーディックとトーマス・マンの魔の山をテキストにして、私なりの小説はかくかく読みましたの記録の手記でも書けたら面白かろうなあとは思いました。
ホントならばオペラのリブレットいわゆる歌の歌詞や台詞を網羅したようなやつをもとにしてオペラを言葉から分析するような仕事はしてみたい。ちょうどジュゼッペヴェルディのエジプトを舞台にしたアイーダのリブレットがあるし、プッチーニのマダム・バタフライ蝶々夫人のボーカルスコアも入手できたのでそのあたりからスポティファイを聴きながらでも楽しめたらいいのかなあと。
本当ならばワーグナーの楽劇タンホイザー、ローエングリン、トリスタンとイゾルデ、さらにニーベルングの指環のリブレットは欲しいところではある。特にニーベルングの指環!あれは特に読みたいなあ。個人的にはタンホイザーの巡礼の合唱が何を歌っているのか知りたいから出来ればタンホイザーのリブレットは欲しいところだ。ちなみにタンホイザーの巡礼の合唱と全体の序曲部分のリフはほとんど同じでワーグナーの音楽でこれほど美しいリフは他にはジークフリート牧歌ぐらいしか知らないが探せば色々美しい旋律をワーグナーは遺していることであろう。
東急Bunkamuraこけら落とし公演はじつはバイロイトオペラの引っ越し公演だったのだそうだ。日本でまさかバイロイトオペラが上演されたなんて!J-WAVEの別所哲也の東京モーニングレディオでBunkamuraの館長が発言していたのだ。いまBunkamuraは改装工事の真っ只中でBunkamura本体はオーチャードホールのみ仮営業の状態だ。
バイロイトオペラは毎年年末になるとNHKFM放送でニーベルングの指環を中心にして一週間近く上演したライブ録音を流すのが吉例になっている。リヒャルト・ワーグナーのひ孫あたりが、いまバイロイト劇場のオーナーとして、バイロイト音楽祭の実行委員長でもしているのだろうと思うが、バイロイト音楽祭もなかなか大変なイベントだと思う。痛み入ります。
クラシック音楽のイベントでもイギリスのプロムス、プロムナードコンサーツなんかの最終日の威風堂々や統べよブリタニアに合わせてオーディエンスが盛り上がるあたりとか、ウィーンフィルハーモニーのニューイヤーコンサートでの美しく青きドナウとラデツキー行進曲の流れもまたこれがなくちゃ正月じゃないと思わせる。
あとN響による年末のベートーヴェン第九の演奏!!紅白歌合戦もいいけど、ベートーヴェン第九もいいね!!ただし、野島伸司は映画高校教師でベートーヴェンの第九を悪用していたが、これを演じた荻野目慶子共々地獄へ落ちねえかなあ?ベートーヴェン第九は嫌いじゃないが、あんな使われ方をすればベートーヴェンも天国で哀しんでますよ。荻野目慶子大嫌いだアバズレズベだし。死ねば良いんだよ!ああムカツク!!

ムカツクことを忘れるならやはり古典文学を読むのが一番だろう。古典文学の時代は隔絶しているから何かよそごとのようにたのしめるからいいと思う。できれば、説話集を拾い読み抜き読みするのでやがて全体を楽しむとかはありなんじゃないのか?個人的に読みたいのは宇治拾遺物語とか、大和物語、伊勢物語、平中物語、日本霊異記、今昔物語集なんかは読まなきゃなあとは思ったりはする。あと二重敬語の酷すぎる大鏡なんかにも挑戦してみたいですわあ。
昨日文学講座で佐倉先生がちらりと大和物語155段を紹介していたので手始めに大和物語でも読みますかな。あと宇治拾遺物語の瘤取り爺さんや雀の恩返しのくだりとか。

ああ、夢が膨らみますなあ。
さて、ハリー杉山くんからのウザ電待ちますかなあ?

ひわだのコバヤシスケロクでした。

今日も楽しくご安全に!
さらばじゃー!

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