楽モバが「1GBまで0円」をやめるらしいので乗り換え先を探した結果
楽モバ、0円やめるってよ
▶楽天モバイル、「ゼロ円プラン」廃止へ 新料金は月額1078円から:朝日新聞デジタル (asahi.com)
本日発表の記事曰く、今年の7月から、楽天モバイルが0円で使えなくなる。
Wi-Fi環境のある自宅にこもりきりの私にとって、楽天モバイルは最高の相棒だった。
なんたって、モバイルデータ通信量が月に1GB未満ならほぼ確実に※0円になるのだ。
※楽天モバイルは専用アプリ(Rakuten Link)から発信すれば国内通話も0円になるのだが、たまにアプリを通すのを忘れたり、相手が割引対象外の番号だったりして、通話料が請求に乗ることがある。また、楽天モバイルキャリア決済を利用すれば、もちろんその分も一緒に請求される。
薄情なようだが、0円でない楽天モバイルを使い続ける理由はないので、乗り換え先をすぐにでも見つけねばならない。
結果から言えば、良さそうな格安SIMは見つかった。
au povo2.0である。
だから私は、povo2.0
乗り換え先を探す条件
なぜpovo2.0なのかを説明するうえで、まずは私が格安SIMに求める条件を提示しておこう。
(これらは楽天モバイルを使っていた理由でもある)
通話かデータ通信のどちらか、あるいは両方を契約できる。
月の最低利用料金が0円(従量制可)。
契約時の事務手数料、最低利用期間、解約金がない。
以上の3点が絶対条件としてあり、高速データ通信だとか無料通話だとかは二の次だ。
外出先で電話が通じてLINEができればそれでいい。
また、今回の楽天モバイルのように、料金0円などの激安プランを謳う会社は、いつプランの提供が終了(もしくは料金改定)してもおかしくない。
当然ながら、「0円ユーザー」が多いと採算がとれないからだ。
▶「ゼロ円、ずっとは困る」三木谷社長 携帯プラン、赤字続きで廃止に:朝日新聞デジタル (asahi.com)
そういうわけで、格安SIMを使うときは、いつでも離れられるよう最低利用期間と解約金がないことは重要視すべきだと、今回改めて実感した次第である。
「povo2.0」と「楽モバ」の違い
さて、話を戻すと、povo2.0は上記の条件をすべて満たしていた。
留意すべき点といえば、povo2.0は楽天モバイルのような従量制ではなく、基本料金が0円で、追加オプションとして高速データ通信や無料通話を都度申し込む仕様であるということだ。
この追加オプションは、povo2.0では「トッピング」と呼ばれる。
そしてここが重要なのだが、有料トッピングの申し込みが半年間ないと契約を解除されてしまう。
要するに、「使い続けたければちょっとはお金を払ってね」というわけだ。
(この仕組みなら、楽モバよりも長生きしそうではある)
有料トッピングの申し込みのほかには、通話料やSMS通信料が半年間で税込660円を超えても契約継続が可能だ。
最安のトッピングは税込220円だから、本当に支払うものがないときはこちらを申し込めばよい。
つまり、理論値ではあるが、半年間で220円……実質、約37円/月で使えることになる。
0円ではないが十分破格だ。また、半年間のうちに新たな乗り換え先を見つければ(利用期間が半年以内なら)、本当に0円で使えてしまう。
ますます巣ごもりが捗りそうだ。
楽モバをやめないほうがいい人
私は今回の「0円廃止」を機に乗り換えを決めたが、すべてのユーザーが楽天モバイルをやめるべきだとは当然考えない。
毎月楽天モバイルの請求が発生している。
↑かつ、支払い方法が楽天カードになっている。
いわゆる「楽天経済圏」(楽天市場など)をよく利用している。
番号発信が必要な通話をよくしている。
以上のいずれかに該当するユーザーであれば、MNPに手間を取られるよりも楽天モバイルを使い続けたほうが得だと言えよう。
逆説的に、私の場合、上記には支払い方法以外全く当てはまらないため、乗り換えたほうが得ということになる。
楽天モバイルユーザー各位の参考になれば幸いだ。
追記(2022/05/15)
皆、考えることは同じのようだ。