仕事で大活躍するフルフィリスト的思考≪TKメソッド⑧≫
私のNOTEでは、「仕事で大きな活躍をし、充実感を得ている人」、通称「フルフィリスト」が持つ3つのスキルのうち、第3のスキルである「インテリジェンス=思考パターン」についてまとめています。
これまでに、フルフィリストの思考パターンを50個ご紹介しましたが、今回はさらに5つを追加してご紹介したいと思います。
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時間の使い方は自分の意思であることを意識する
フルフィリストは、「自分の時間の使い方を、自分自身がコントロールしている」という感覚を非常に大切にします。
これは、時間をすべて自分のために使うことを意味するのではありません。自分の時間を自由に使えるようにするということでもありません。
誰かのために時間を使う場合でも、「それを自らの意思で選んで行っている」という感覚を意識的に持つということです。
「誰かに妨げられた」「仕方なくやっている」というようなネガティブな解釈を避け、常に主体的な選択として「時間の使い方」を捉えます。
このような時間に対するコントロール感覚が、仕事や日常生活における充実感を高めています。
普段から目にすること、耳にすること、口にすることに気を付ける
フルフィリストは、日常何気なく目にする景色や、聞こえてくる言葉、そして自ら発する言葉が、自分の無意識の思考に影響を与えることを深く理解しています。
そのため、できる限り自分が心地よいと感じる事やモノに囲まれるよう心がけ、美しい言葉を聞き、日常の言葉選びにも細心の注意を払っています。
日々の小さな心がけが、やがて大きな変化や影響を生むことを理解しているため、毎日目にするもの、耳にするもの、そして口にするものに対して妥協をしません。
試練は乗り越えるためにある
フルフィリストは、試練に対する捉え方が非常に独特です。
試練は避けるべき困難ではなく、日常的に発生するものであり、その過程を乗り越えること自体に大きな価値があると考えます。
試練を乗り越えることは、単に苦しみを伴うものではなく、多大な労力を必要としながらも、その過程で得られる学びに強い興味を抱きます。
フルフィリストは結果だけでなく、その過程自体を楽しむ傾向があり、成長の機会と捉えています。
このようにして試練を乗り越えることで、自信を深め、やりがいを感じながら、自身の活躍の場を広げていきます。
試練は、彼らの成長と成功の源泉であり、人生を豊かにする要素として積極的に受け入れています。
変えられないことにこだわらない
フルフィリストは、世の中には自分の力では変えられないものが多く存在することを理解しています。
そして、そのような変えられないことに意識を向けてしまうと、ただストレスを生むだけで、建設的な思考や行動が難しくなることもよく認識しています。
そのため、フルフィリストは、自分の力で変えられるものとそうでないものを瞬時に判断し、変えられないものは意識的に排除します。
そして、変えられることだけに集中して行動します。
このような考え方によって、仕事においても突破口を見つけたり、前進している感覚を得やすくなり、より効率的に成果を上げることができます。
決して、心が乱されることに時間と意識を割くことはありません。
強い心を持っているのではなく、意識的にマネジして集中力を高めます。
自分が心躍ることを大切にする
フルフィリストは、自分が心躍ることと心がしぼむことを明確に整理し、把握しています。
自分の心が喜びを感じることをできるだけ増やし、逆に心がしぼむような環境からは可能な限り距離を置くよう努めています。
心がしぼむ環境に身を置き続けるほど辛いものはないということを、よく理解しているのです。
そのため、心が躍る瞬間を重視し、日常生活や仕事においても自分にとって好ましい環境を選び取ることが、充実感と成長に繋がると考えています。