②自律神経をボディビルに活かすためには...(交感神経の過剰活動を抑えるには?)
①の続編です。
読んでない方は①からお読みください🙇♂️
前回では
『自律神経を安定させる』=
『副交感神経の働きを良くする』
ではなく
まず最初にやるべきこととして
『自律神経を安定させる』=
『交感神経が過剰に働いている状態を緩めてあげる』
ことが大切だよとお話しさせていただきました!
交感神経と副交感神経はシーソーのような関係ではなくそれぞれのバロメーターが2つあり、
それらがバランスを取り合いながら人間の生命活動をコントロールしています
例: 交感神経のバロメーターがMAXの10になった場合、
闘争心が剥き出しになったり怒りっぽくなったり不安感がものすごく強くなる
交感神経のバロメーターがMAXではなく5くらいの場合は適度にやる気がありアクティブに動ける
副交感神経のバロメーターがMAXになると全身が緩みすぎてしまい動けなくなってしまう
ではどうすれば
交感神経が”過剰”に働いている状態を緩めてあげる
ことが出来るのでしょうか...?
それは....
の前になぜ
『なぜ交感神経が過剰に働いてしまうのか...』
を考えないといけませんね!
沢山理由があるのですが全て説明していると僕のスクリーンタイムがえげつないことになり交感神経が上がりすぎてしまうので今日は1つだけ...笑
説明していきます💡
基本的にこのnoteを見ていただいる方々はトレーニングが好きだったりボディビル系の大会に出ていたりパワーリフティングをやられている方々がほとんどだと思います。
そんな私たちが常にトレーニング中意識しているまたはやっている動き(姿勢)ってなんでしょう...?
そう.......
“胸椎の伸展(反る)”
です!!!!
要するに胸を張る(反る)動きですね!
大体どのyoutubeでも胸トレ背中トレの解説動画を見ると「胸椎の伸展!!!!チェストアップ!!!!」というワードは必ず出てきます
ですがこの”胸椎の伸展”やってもいいのですが...
やりすぎる、またはやりっぱなしにしておくと
交感神経の過剰活動
を招きかねません
どういうことなのか...?
①でも説明した通り交感神経というのは胸椎,腰椎の中にある胸髄,腰髄(脊髄の一部)という部分から内臓に向かって神経を伸ばします
ということは...?
私たちがトレーニングのときに常に行っている
胸椎の伸展
という動きはこの交感神経が密集している胸髄,腰髄を圧迫し、ものすごく負担をかけてしまうわけです...😓
結果として交感神経が圧迫され過剰活動を起こしてしまいます。
ということは...?
胸椎の伸展を行い反ったあとは必ず少し丸まり反ったまま緊張している筋肉や背骨,脊髄たちを緩ませてあげなければいけません。
自律神経を安定させる
↓
交感神経の過剰な活動を抑える
↓
胸椎の伸展(反る)動きをやってもいいが必ず反対の丸まる動きをする
こんな感じのイメージになります💡
じゃあ丸まるから腹筋やればいいんじゃない?
腹直筋強くすればいいんじゃない?
って思った人がいたらそれはNGです😂
実は
交感神経の過剰活動を起こしている人は腹直筋もかなり硬くなっているケース
が非常に多いです。
(誰かにお腹を触られたときにくすぐったい人は大体交感神経が過剰に活動しているかも...)
となると腹直筋に刺激を入れることもしないとなるとなにをすればいいでしょうか?
そうです。
呼吸です。
オススメの呼吸法は
画像の猫のように丸まって
鼻から3秒吸い
口から7秒吐く
息を4秒止める
これを大体2分くらい続けてみましょう
このときに沢山吸うのではなく優しく音を立てずに吸い口からフーッとなにかに息を吹きかけるように息を吐き出します。
おそらく上手くリラックスした呼吸が出来て胸髄腰髄の負担が減るとものすごく身体が軽くなると思います🙆♂️
今日はここまでです!
次回はなぜ交感神経が過剰に活動してしまうのかpart2を載せていきます!
みなさんお楽しみに📝💪
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