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ちゆ12歳のオタク日記 バックナンバー 2024年09月

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9月に私がnoteに書いた有料記事10本(約4.4万字)をすべて読めます。後から知った方がバックナンバーを読みたい場合用です。個別に買うと高いので、いちおうご用意しました(定期購…
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記事一覧

『ドラゴンボール』ハリウッド版の思い出

    『DRAGONBALL EVOLUTION』『ドラゴンボール EVOLUTION』は、あの人気漫画『ドラゴンボール』が、ハリウッドで実写映画化された作品です。 2002年3月に、20世紀フォックスが『ドラゴンボール』の実写映画化権の獲得を発表。 その後、何の音沙汰もない期間が長かったので、立ち消えになったのかと思っていたのですが、2009年に公開されました。 世間の評判としては、Filmarksで★1.7、映画.comで★1.5 という感じ。 ほかの評判の悪

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『デスノート』の連載が始まったころの思い出

  デスノートの原作者の件『デスノート』は、2003年~2006年に連載した人気漫画です。 原作は大場つぐみ先生、作画は小畑健先生。 2003年12月1日発売の『ジャンプ』で連載が始まると、すぐに話題になって……。 数日後には、2chに「大場つぐみの正体を考察するスレ」が立っていました。 また、当時は懐かしマンガ板のガモウひろしスレでも、「ガモウ先生がペンネームを変えて新連載」という噂があったりして……。 大場つぐみ=ガモウ説は、作風がイメージと違うようで「言われ

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宇宙開発時代のSF系SM小説『涙は宇宙空間に輝く』

  前置き1995年、『トンデモ本の世界』という本がベストセラーになりました。 この本の影響から、トンデモという言葉が「荒唐無稽でバカにされる主張」みたいなニュアンスで使われるようになったりしました。 著者はと学会。 『宝島30』や「電撃の缶詰」などで一部に知られてはいましたが、いまのように有名になったのは、この本が売れてからだと思います。 最初の本では、執筆者は4人くらいでした。 1冊目が売れたので、『トンデモ本の逆襲』『トンデモ本1999』『愛のトンデモ本』み

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「M-1で賞をとった少女漫画家」と「小悪魔agehaにage嬢として載った少女漫画家」

  辻田りり子先生が「M-1」に出た件辻田りり子先生について 辻田りり子先生は、白泉社の『LaLa』系で活躍している少女漫画家です。 代表作は『笑うかのこ様』『恋だの愛だの』(シリーズ累計150万部)。 2000年代、メチャクチャ面白かった時期の『LaLaDX』の看板漫画でした。 男性だと、あまり知る機会のない作品かも知れませんが……。 私が2008年の夏コミで買った「男性にお勧めの少女漫画」みたいなコピー本では、一番推されていましたね。   M-1出場 先

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『薔薇族』バックナンバーの電子化が進行中

  未整理の案件「ガチムチ」について 「ガチムチ」という言葉については、 ……という流れがあるそうです。 実際、1998年ごろから「スーパーガッチリ」が流行しており、 その後の2chの同性愛サロンとかでも、太めガッチリ系の呼称で「SG」「ガチムチ」はよく見ました。 (一般の板で「ガチムチ」をよく見るようになるのは2005年以降)   「ガチムチ」という言葉の発生について 『薔薇族』のバックナンバーだと、「ガッチリムッチリ」という言い方は、1995年には見ら

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ちゆ12歳のパソコン日記(私の使っているパソコンの紹介など)

今回は私事というか、ほぼ単なる日記で恐れ入ります。 「パソコンが限界っぽいので、SSDを買ってきてOSを入れ直したら、快適になりました」というだけの内容です。 久しぶりにパソコンに触ったのが楽しかったのと、クソ重パソコンに悩まされていたのが解消して嬉しいのとで、つい書きたくなってしまいました。 いつもと傾向の違う内容になってしまっており、興味のない話題でしたら申し訳ありません。     パソコンが限界ぽい…だいぶ前から、パソコンの調子が悪くなっていました。 アプリ

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「ヘイヘイヘ~イでアイラブユー」とは何なのか

  ヘイヘイヘ~イでアイラブユー『ふたりエッチ』の世界で流行している歌があります。 『ふたりエッチ』のカラオケシーンで、たまに出てくるのですが……。 ラブホ女子会だろうと、ひとりカラオケだろうと、夏休みの高校生だろうと……。 「ヘイヘイヘ~イでアイラブユー」という歌が、やたら歌われています。 今日は、その話をしてみます。   ※『ふたりエッチ』だけではない 『ふたりエッチ』の作者は、克・亜樹先生なのですが……。 「ヘイヘイヘ~イでアイラブユー」は、『ふたりエッ

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『少年マガジン』の漫画でTKBが描かれるようになってきた頃の話

「マガジン初のTKB描写」について稀見理都さんが、次のようにツイートしておられました。 ツイートで挙がっているタイトルは、70年代半ばごろのものです。 (『三つ目がとおる』は1974年~、『釣りキチ三平』は1973年~、『イヤハヤ南友』は1974年~)   今日の話 稀見理都さんの考える「TKB描写」とは、少し違う話になるのかも知れませんが……。 「黒い点」「白い丸」「白いポッチ」くらいの簡易な描き方のTKBだと、『マガジン』には1969年ごろには現れています。

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ちゆ12歳の小ネタ集(2024年9月分)

  しかのこのこのここしたんたん1984年~1998年の『薔薇族』の表紙は、内藤ルネ先生が担当していました。 たとえば、1996年1月号の表紙は、トナカイのルネ・ボーイです。 先日、『しかのこのこのここしたんたん』がバズったのを見て、なんとなく並べてみたいと思いました。 『薔薇族』の表紙の「カワイイ」の凄さは、もっと布教したいところです。 と、そういう発信をSNSでしようと思っていたのですが……。 シカとトナカイを一緒にする言い訳とか、文面に悩んでいるうちにツイー

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「魔法少女」という言葉の変化に関する資料など

最近、話題になっているのを見かけたので、「魔法少女」という言葉について、少しだけ書いてみます。 (そんなに大したことは書けなくて申し訳ないのですが……) 前置き現在、『まちカドまぞく』や『魔法少女にあこがれて』といった深夜アニメでステレオタイプな「魔法少女」のイメージとされているのは、 リボンやフリルの衣装に変身して、ステッキから必殺技を出して、悪いやつと戦って…… みたいなものかと存じます。 しかし、そういう「戦う」魔法少女のイメージがスタンダード化したのは、199

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