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「ヘイヘイヘ~イでアイラブユー」とは何なのか

※この記事は10月14日深夜に更新しました。マガジンとしては「9月分の記事」のところ、更新が遅れてしまっており、大変申し訳ございません。


 

ヘイヘイヘ~イでアイラブユー

『ふたりエッチ』の世界で流行している歌があります。

『ふたりエッチ』のカラオケシーンで、たまに出てくるのですが……。

『ふたりエッチ』60巻(ヤングアニマル嵐 2013年11号)
『ヤングアニマル嵐』2016年5号
『ヤングアニマル』2021年12号
『ヤングアニマル』2023年19号

ラブホ女子会だろうと、ひとりカラオケだろうと、夏休みの高校生だろうと……。
「ヘイヘイヘ~イでアイラブユー」という歌が、やたら歌われています。

今日は、その話をしてみます。

 

※『ふたりエッチ』だけではない

『ふたりエッチ』の作者は、克・亜樹先生なのですが……。
「ヘイヘイヘ~イでアイラブユー」は、『ふたりエッチ』以外にも、いろいろな克・亜樹作品に登場しています。

たとえば、『ふたりエッチ』よりも前に『ヤングアニマル』に連載していた漫画だと……。

『ぼくの銀色ハウス』(ヤングアニマル 1994年8号)
『エンジェル・ハード』(ヤングアニマル 1995年1号)

この2作は、同じカラオケ屋だったりします。

あるいは、『ふたりエッチ』が始まったあとに『ビタマン』で連載した漫画でも……。

『AYA-アヤ-』1巻( バンブーコミックス。1999年)

このシーンは、雑誌初出(1999年4月号)では存在せず、単行本の描き足しで追加された「ヘイヘイヘ~イでアイラブユー」という珍しいものでした。
(ヘイヘイヘ~イでアイラブユーのファン以外には無価値な情報)

また、2002年にアニメ化された『煌羅万象』にも、当然のように「ヘイヘイヘイでアイラブユー」が出てきました。

『サイキックアカデミー 煌羅万象』(マガジンZ 2000年4月号)

 

長年の謎でした

そうして、昭和・平成・令和をまたいで、何十年も克・亜樹作品に登場し続けている「ヘイヘイヘ~イでアイラブユー」。

それが結局何なのかというのは、克・亜樹ファンにとっても長い間、謎でした。

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