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ワイン勉強してみよっかなって人が覗く所(1)

誰かと食事をすると、皆さん言ってくれる
「ワイン勉強したいんですよね」というお言葉

食事中だと、そこまで専門的な話をする事もないし
その日の飲み物はボクが選ぶ担当になるというくらい

ただ、先日その言葉を言われた時に
「あ、これ英会話と一緒の感覚だ」
と思ったわけで

ぼくは英語が話せないので、ペラペラの日本人がいたら
「ボクも英語勉強したいんですよね」
って言ってる

買ったけど読みきれない、やってない英語の本が何冊も家にある私。
そして、そんな、あなた。
それが、ワインの場合もあるのかなと

「きょうの料理に合わせて、ペアリングでワインを選ぶ」なんて
英語できない人が、Netflix字幕無しでみるようなもんです

だから「となりのトトロを英語でやってても、なんとなく理解できる」
って所くらいまでワインの知識を自分なりに共有〜

ってことで、興味持った人は一緒に始めてみましょ
昔はちゃんとしたソムリエだったんですが、ウソつかないように
ワインの本とかみて、調べつつ書いていこうかなと。

さて「ワイン」の作り方だけ、1回覚えてみましょ

では...ワインの起源は、紀元前6000年頃のコーカサス地方(現在のジョージア周辺)にまで遡ります。
とかって、ご飯食べてる時に隣の人に話さないからカットで

原材料・ブドウ (白ブドウ・マスカットとか、赤ブドウ・巨峰とか)
白ワインと赤ワインの作り方のイメージが出来れば、ワインの基礎はオッケーです

Stage 1.収穫(ブドウ摘み)
北半球では通常、9~10月頃。この頃にワイン畑に行くと「邪魔」って顔されます

Stage 2.選果(ダメブドウばいばい)
熟していない実や腐った実を取り除く。腐ったみかんって今の子通じるのかあ

Stage 3.除梗、破砕(ここイメージしずらいけど頑張ろう)
ブドウの枝から実を取り除く「除梗」と、果実を破砕して果汁を取り出す

Stage 4.発酵(ここに赤ワインと白ワインの違いが!)
赤ワインは、果肉と果汁から果皮・種を取り除かず一緒に発酵させる
白ワインは果皮と種を取り除き、果汁のみを低温で発酵させる

イメージしやすいのは、巨峰の果汁って赤くないっすよね?
で、皮をつけこんで造ると赤ワインになる

マスカットは、果汁のみで造るから白ワインになる感じ

ここで登場「オレンジワイン」は白いブドウで、皮ごと漬け込む。
そうすると、白いブドウって言っても緑?黄色?みたいな色してるブドウの皮から色がでて「オレンジワイン」と呼ばれるワインの出来上がり

Stage 5.圧搾(ギューってする)
発酵が完了したら、果実のかすを圧搾してワインを抽出

Stage 6.貯蔵(シーンってする)
ワインは樽やタンクで熟成させられます。
ワインって出来立てが美味いわけじゃなくて、あんまり味とか香りしないやつも
フランス行って、作り手さん訪問して樽から飲んでも「うま!やべー!」って事は、そこまで無くて。この期間で落ち着かせて、味わい・風みを引き出す

Stage 7.滓(おり)引き
ピンとこないけど「滓引き」と呼ばれる、クリアにする工程。濾過っすね。
種とか皮とかたまに枝とかまで入れてるけど、ワイン飲んでる時に口に入った事ないですよね。そゆこと。

Stage 8.瓶に詰める
で、ワインは瓶に詰められ、出荷!
そっからの熟成は環境次第!
人間だって、2時間以上座って移動したら疲れるじゃないですか。背伸びしたり、ちょっとのんびりさせてって思うでしょ
それを船でいつ着くの?って移動してきたワインが、日本に着いてすぐ開けても、そりゃバッドコンディション

そっから落ち着かせたり、飲み頃(これがわかんないってのは、もう少し後日)まで置いたり

ってのが「ワイン」の作り方の流れになります!

ブドウ取って、腐ってるのは捨てて、実を潰して、発酵させて、プレスして、貯蔵して、濾過して、瓶詰め。

まずは、ここから!

こんな感じで、ちょっとずつ書いてけば
ちょっとずつ読んだ人が、その辺のソムリエだったら倒せるくらいの
「ワインわかんない」って感覚じゃなく、楽しく飲めそうな気がするなって思って

こんな感じで、ちょっと書いてってみよっかなー
シンプルにソムリエとしての情報をアップデートしよっかなーと考えてるので
お付き合いいただければ

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大橋 直誉 / TIRPSE(てぃるぷす)の備忘録
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