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太陽系の仲間が増えた!天王星と海王星の新たな3つの衛星を発見 国際天文学連合 小惑星センター

天王星と海王星に、3つの新しい衛星が仲間入りしました。天王星では20年以上ぶりとなる1つの新衛星、海王星では2つの新衛星が発見されました。

特に天王星の衛星は、これまでに発見された中では最小の可能性があり、直径はわずか8キロメートルほど。海王星衛星の1つには、地上観測史上最も暗い衛星という称号が贈られました。

これらの発見は、国際天文学連合のマイナー・プラネット・センターによって発表されました。

今回発見された天王星の衛星は、これまでの27個に加えて28個目となります。S/2023 U1と暫定的に名付けられたこの衛星は、天王星の周りを約680日で公転しています。天王星の外側の衛星は、シェイクスピアの戯曲に登場するキャラクターにちなんで命名される慣例があるため、最終的には名前が変更される予定です。

海王星の衛星は2つ発見されましたが、そのうちS/2002 N5と名付けられた明るい方の衛星は、直径約23キロメートルで、海王星の周りを約9年かけて公転しています。もう一方のS/2021 N1は、地上観測史上最も暗い衛星とされており、直径は約14キロメートル、海王星の周りを約27年かけて公転しています。こちらはギリシャ神話の50人のネーレイスにちなんで命名される予定です。

これら3つの衛星は全て、天王星と海王星が形成された初期に、重力によって捕獲されたと考えられています。今後、計画されている天王星と海王星への探査ミッションによって、これらの新衛星がより詳しく観測され、太陽系の初期の歴史や惑星の動きについての新たな手がかりが得られることが期待されます。

詳細内容は、カーネギー研究所が提供する元記事を参照してください。

【引用元】

【読み上げ】
VOICEVOX 四国めたん/No.7

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