働く目的ってなんだっけ?
というタイトルの書きかけの記事を見つけて、「あ!これ今のタイミングでこそまとめられそう」と思い執筆スタートです。
実は最近、お仕事を調整していて。両親のことはもちろんなのだけど、繊細な私自身のライターとしての今後のキャリアを少し、考えていきたくなったのです。
ライターとして働くこと
まずここなんだけれど、ライターとして本腰入れて活動を始めてから4年目を過ぎました。
これまでは右も左も分からない。
比較して潰れることもあれば、失礼ながら比較をすることで前よりは進んでいる自分を見つけることもありました(比較してしまった方、ごめんなさい…)
そこでモチベーションがあがり、さらに勉強を重ねて、今では比較的柔軟にクライアントの求める仕事の内容に対して提案や交渉ができるようになってきた気がします。
ある程度できるようになってきた。
よし、じゃあここからさらに深掘りしていってよりプロとしてやっていく努力をしよう。
そう思った時、違和感がよぎったのです。
この時期はSEO記事やコンテンツ作成をメインにやっていて、クライアントの元で学ぶこともたくさんあり、そして反映、提案と持っていける自分に誇りを持っていました。
でもなぜか、この時期とっても達成感がなかったのです。
報酬が工程数に合わない…
慣れ親しんだこの状況に甘えてしまっている気がする…
疲弊してしまう案件がある…
ライターあるあるだと思うのですが、自分の文章と仕事の文章って違いますよね。書くことが好き、また自分のペースを大切にできない環境の中では、繊細さんや持病持ちさんなどライティングをしている人ならぶつかる壁なんだと思っています。
私は、自分の文章を書く時間が取れない状況で仕事の文章を書くことに不満が出てしまったようでした。
ライター仲間に相談してみる
現状を変えることに抵抗を覚え、ちょうどひさちゃんとどんぐりちゃんと話す機会に恵まれました。
そこで心のうちを素直に打ち明けてみたら、まあ答えは決まっていたんだなと。
前に進む時だ。
ここを離れて、次にいくタイミングなんだ。
そう思えました。
話を聞いてくれた2人には感謝しかないありがとうね。
そうしてその後、ここまで育て、働く環境を改善して 見守ってくれたクライアントから卒業することを決めたのです。
私の働くことの目的を考える
考える余裕ができた私は、改めてこの問題について深掘りしてみると、次のようなことが浮かびました。
ライターとして長くやっていきたい
「書く」だけではない、隣接することにも挑戦したい
そのためには勉強、見直す時間が欲しい
編集者の方、またその上の負担を少しでも巻き取ってあげたい
小説の公募だって1本出したい
稼ぎたいという考えがないわけではありません。だけど稼げるライターとして生きていくには、やはり停滞しててはダメだと思ったことが大きかったのです。
月々10万以上は安定して稼ぐ。
平均的にその前後で収入を得られれば、生活ができることは確かです。ですが、やはり自分の裁量と時間の使い方をミスれば家事や子育て、体調に影響が生じます。
今回であれば、仕事量に対して介護があるので完全に息子は後回しになってしまうところがありました。
話を聞いてあげたいのに、余裕がない。
夫に気を遣わせれてしまっていることへの罪悪感。
こんな状況で、私はもちろん家族にもしんどい思いをさせているかもしれないー。
そう思ったら、収益に縛られるのは違うかもしれないと思いました。特に今は。
暮らしに合わせてライターをする
フリーランスこそ生活に合わせた働き方ができることが強みです。だからこそ、やっぱり無理や不満、余裕のない状況は良くない。
そうして見直しているところです。正直物足りないこともあるんですが、無理をすれば記事の質が下がってしまうのは分かりきったことなので…。
クライアントに迷惑をかけないため、自分のためには潔く配分と裁量を調整しようと思いました。
今後のキャリアについて
ここから近況を書くと、オフラインの仕事も視野に入れるようにしました。
ずっと対面しての仕事に苦痛を感じていましたが、「地域密着の取材ライター募集中」という言葉を見つけて迷わず応募。
人と関わるのに対して不安はあったけど、孤独負けです。晴れて正規の取材ライターになれました。
しばらく取材の仕事をしていなかったので心配と不安はありましたが、インタビュイーさんに恵まれて楽しくお話をして記事を書くことができました。
編集の方もFBを共有してくれて成長できる環境…とってもありがたいです。
今後取材ライターに特化するのも悪くないなと思う反面、切り捨てきれないのは動物や生き物関連の記事作成やコンテンツ作成。
SEOだってもっともっと分析してノウハウ頭に入れたいし、運用も勉強していきたい。
そんな風に、今はスキルの向上とプライベートのバランスを取ることがメインになっています。
結局キャリアの方向性は絞れずですが、ただまたなんでも挑戦してみてから続けるか辞めるか決める精神です。
キャリアの方向性ってそうやって見つけていくものだと思うから。持論です(笑)
まとめ
とりあえず、焦らないこと。
目の前のことを地道にコツコツ積み上げること。
家族のことをまず考えること。
自分の時間を持つこと。
10月上旬では、そんな風に思っています。
そうそう、最近『目標に向かって努力する人』を応援することがすごく楽しくて、喜んでもらえると嬉しくて(だから取材ライターが視野に入ったのかも)。