
デザインはモノに意味を与えるコトである
DESIGN DRIVEN INNOVATION ロベルト・ベルガンディ
【デザインはモノに意味を与えるコトである】
イタリアの人が「これは儲かりそうだ」とは言わない。「これはみんなに気に入って貰えるだろうか」という。能力と柔軟性という貨幣で、デザイナーに払い戻すという姿勢は、デザイン思考の会社に世界的に共通している。
意味のないものなんてこの世にはない、デザインも同じで意味のないものはない。
しかしデザインは物にさらに意味を与える物である。
意味がないのならそれはデザインではなくてただのモノである
自然界にはデザインという概念がない。これは人間が作った言葉であり概念なのである。
自然のなかにある一本の木を見て【いいデザインですね】という人はいない。
あくまでも人間が造ったものにしかこの【デザイン】という言葉はつかわない。
最近ではこの【デザイン】という言葉をビジネススキームやビジネスの構造にも使用することもあるが、あくまでも人間が造ったシステムを表す。
皆さん、自分の造ったモノに【意味】を考えているだろうか?
いい機会ですのでなんでもいいので自分が造ったモノ、コトに意味を考えてはどうだろうか
ラーメン、カレー、ハンバーガー、庭、肉体、陶芸、ガラス、絵、グラフィックデザイン、
記憶、思い出、子供、家族、、
人間にしかこの【創る】ということができない特権なのかもしれない。