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家庭学習の参考にした親向けの本

以前、中学受験の親向け本を紹介したので、今回は、中学受験に限らない、子供の勉強全般の本を紹介します。私が購入して読んだ本の中から、内容がよかったもの、実際に何度も読み返して参考にした本です。どれも中学受験をはじめる前の低学年の頃、家庭学習の参考にしようと思って読みました。

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子どもの頭がグンと良くなる!国語の力
国語の講師として有名な出口さんの本。勉強方法ではなく、日頃の生活で、いかに論理的に考え、会話することが大事かということが書かれています。それが、後々の国語の力につながっていくとも。

わがやは、小4で予習シリーズの国語を使うまでは、出口さんの論理国語シリーズを使用していたので、どんな考え方の人なのかというのを知りたいという理由もありました。

国語の力って、机に向かって座って身につく部分より、それ以外の普段の生活の中でみにつける部分のほうが多いのでは?と思います。たくさん読書しよう!ってことではなく、「どう思う?」「どうしてそう思う?」「どうしたらいいと思う?」と、日頃から何についても論理的に考えて、深堀りしていくことが大切かな…と。

でも、それを嫌がる子もいるんですよね。こちら側が、「論理的に会話しよう!論理力をつけるぞ!」と思っても、たとえば、長男はテンポよく返してくれるけど、長女はすぐに黙ってしまいます。頭の中で、自分の考えや気持ちを整理することと、それを人に伝わる言葉にすることが、とても苦手なんだろうなぁと思います。それでも、根気よく話すけど、嫌なときは返してくれないし。あまり求めすぎずほどほどに…。

陰山式 ぜったい成績が上がる学習法
わがやは家庭学習ではこの本の著者である隂山さんのドリルを使用していることが多かったので、この学習法の本を参考にしていました。学年ごとの100マス計算の目標タイムや具体的な学習方法が紹介されているので、何度も何度も読み返しました。

頭がいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある
中学受験界では有名なプロ講師小川さんの本。この本を読んで、辞書・図鑑・地図は必ず自宅にそろえようと思いました。ただ、それでも購入した図鑑は4冊程度かな。全部はなかなかきびいしですよね…。一般的に辞書・地図・図鑑は知育に良さそうというイメージは既にお持ちの方が多いと思いますが、それがどうしてかということが書いてあり、とても参考になります。この3種の神器(?)を、高いから購入を迷っているという方にはおすすめ。

ちなみに小川さんはYoutubeもされています。関西弁のゆったりした語り口調と、論理的で説得力のあるアドバイスが好きで、時間があるときに見ています。中学受験以外の話もされるので、興味ある方にはぜひ。

3男1女 東大理III合格百発百中 算数 国語 絶対やるべき勉強法
子どもの勉強に興味があるなら、知らない人はいないのでは?と思うほど有名な佐藤ママ。お子さん全員が東大理Ⅲという驚異の実績で、たくさん本を出されてますよね。全部は読んでいませんが、数冊読んだ中で、一番何度も読み返して、国語と算数の勉強の参考にした本です。

佐藤ママもYoutubeのチャンネルあり。好き嫌いが別れるかもしれませんが、関西出身の私には、この方の関西弁でのはっきりした言い方がけっこう好み。子供の勉強の知識を得るというより、聞いてて心地いい感じで、時々聞いてます。

ルポ教育虐待 毒親と追いつめられる⼦どもたち
著者のおおたとしまささんは、自身も中学受験経験者で麻布卒のライター。中学受験関連の本を多数出されています。中学受験の明るい面だけでなく、影の部分にもスポットをあてている本も多く、私自身が子供の勉強をみる中で、やり過ぎないようにするため、読みました。

教育関連の本って、ついつい「〇〇がいい」「〇〇をさせよう」みたいな本を手にとってしまいがちですが、反面教師となるような、批判的な本もあえて目を通しておく必要があるかな、と思っています。

どうしても、パワーに差のある親子が家庭という閉じた空間で取り組む家庭学習なので、おかしな方向にいってしまう可能性もあります。それを意識しておくことは大事かなと思います。

おおたさんは、下記のサイトで受験の相談にも答えています。自分の悩みと重ならない相談もありますが、参考になるので、いつも読んでいます。受験を考えている方は、読んで見てもいいかも。

頭のいい子の親がやっている「見守る」子育て
先ほど紹介した中学受験のプロ、小川さんの著書です。ついつい「〇〇すぎ」になってしまう子育てに、ちょっとブレーキをかけてくれる本。頭をよくするかかわりってどうしたらいいのかな?にヒントをくれる本です。

辞書引き学習で子どもが見る見る変わる
最期は実践的な本。3人の子供たちの辞書引き学習の参考にしました。具体的な方法が紹介されています。辞書の引き方は小3で小学校で習いますが、そこまで待つ必要は全然なく、個人差はありますが、幼稚園年長くらいからできます。小1次男は、漢字辞典も国語辞典も自分でひきます。

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受験が終わるまではゆっくり読書する時間もなさそうだけど、一段落ついたら、また教育本読み漁ってみようと思います。けっこう好きなので。またいいいなと思う本があったら紹介します(*^^*)

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