子供におすすめ児童書「しゅくだいさかあがり」
クラスの中で自分だけできない…。
そんなことって、誰もが経験したことありますよね?
とびばこ、かけっこ、大縄跳び…。
今回紹介する本のテーマ「さかあがり」も、全然できなくて苦戦した方は多いのではないでしょうか?
主人公の「ぼく」はさかあがりができません。夏休みの宿題に「さかあがり」が出たことをきっかけに、なんとか「さかあがり」ができるようになろうと必死に頑張りますが、失敗してばかり。ついには、応援してくれる友達にもやつあたりしてしまい…というストーリー。
自分の苦手なことから逃げず、必死にがんばり成長する子供を描いた本です。
できる人には、なんてことない簡単なことが、できない人にはものすごく高いハードルってこと、よくありますよね。
私はさかあがりはできたけど、一輪車やフラフープ、あみもの、ゴム跳び、あやとり、折り紙、そういうものは苦手でした。努力してもすぐに効果がでないし、そもそも苦手だからすぐイヤになってしまう。
苦手なことに向き合って努力するって、すごいことです。子供たちは学校で日々、それを頑張り続けていますよね。そんな子どもの気持ちを代弁したような、ステキな本です。
シリーズは他にもあります。
どのテーマも、苦手な子が大体クラスに1人はいるような、よくあるものだと思います。
わがやの子供たちは「がっしょう」以外は読みました。どれもハラハラする展開で、思わず主人公を応援してしまいます。
これから秋の運動会がはじまる季節。
ぜひ子供たちと読んでみてくださいね。
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