未来への名言124「心を十分に動かして身を七分に動かせ。」(世阿弥)
自分を客観視する。
大切だとわかっていますが、なかなか難しいです。
能楽師の世阿弥は
「目前心後(目を前に見て、心を後ろに置け)」
という言葉で、背中や後頭部に意識を持って自分の姿を見る。
あるいは自分から視点を遠くへ離し、
俯瞰的に状況を見て、その場での自分の振る舞いを
冷静に見て行動することを教えてくれています。
自分でも意識的に実践しやすい具体的な助言ですよね。
さらに、
「心を十分に動かして身を七分に動かせ。」
気持ちは100%でも、
力み過ぎず控えめに行動することが
美しい舞いの秘訣だとしています。
自分の欲求・想いは強く持っていても、
行動は自分を客観視しながら冷静に。
世阿弥の言葉を意識して
エレガントに振る舞っていきたいと思います。