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タイム缶詰の「カイゼン」と「共有」
みなさんこんにちは、タイム缶詰です。
岩手県陸前高田市にあるタイム缶詰は、自称「日本一小さな缶詰工場」。
全社員は13人で、魚のカット・缶に詰める作業・調味液を作る作業など、ほぼ全工程が工場スタッフの手作業で行われています。
社員数は決して多いとはいえませんが、少人数だからこその良さがあります。
全員集まって、全員で共有する
「イワシの身を、より綺麗にカットするにはどうすればいいだろう?」
この日、工場では社長とベテラン社員の村上さんが「フィッシュカッター」という機械の前で試行錯誤していました。
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身を寝かせてみたり、立たせてみたり、またひっくり返したり。
イワシを入れてはカットした身を確認、それを繰り返します。
その比較の上、適しているカット方法を見つけることが出来ました。
すぐさま全社員をカット機械に呼んで、変更する理由と方法を実際に見てもらって説明します。
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社員全員ですぐにカイゼンを共有する。
また、少しでも気になる事があったらそのままにしない。
この小回りの良さ、みんなですぐに共有するのがタイム缶詰の良さでもあります。
少しづつちょっとづつ、より美味しく見た目も綺麗になるよう、商品づくりをしています。
タイム缶詰の商品を通じて、陸前高田の良さが全国に広まって欲しい
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「食べてもらいたい缶詰は『生サバ缶』です。あと、『いわしトマト煮缶』も美味しいです」
と語る新入社員。
地元陸前高田市の高校を2022年3月卒業し入社しました。
初心者マークが眩しく光る車で通勤、日々元気に働いています。
覚える事が多い時期だけど仕事はだんだんと慣れてきた様子。
4月に開催された「三陸花火大会」にもボランティアとして社長の吉田と参加し、多方面で社会人経験を積み始めています。
「タイム缶詰の商品を食べて貰って、陸前高田の良さが全国の人に知ってもらいたい」と、今日も一生懸命に商品を製造しています。
フタを開けた時から美味しさが伝わるように
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社長と一緒に「フィッシュカッター」前で試行錯誤をしていた村上さん。
タイム缶詰では1番長く働いているベテランです。まさにタイム缶詰の生き字引であり、弊社のNo.2です。(実質No.1とも呼ばれていたり、いなかったり...)
東日本大震災の被害で、海の近くにあったタイム缶詰の工場は全壊。倉庫として利用していた、市内の山側にある矢作町に生産拠点を移す事となります。
その時、村上さんは約半年の間ボランティアで工場再開に関わりました。
「缶詰のフタを開けた時、魚の皮が剥がれたのが見つかったら原因を探るの。だって、フタを開けた時、キレイな方が美味しく思えるじゃない」
社員みんなで問題やその解決方法を共有するのは、お客様に味と見た目で美味しいと評価していただきたいから。
商品づくりに妥協を許しません。
最後に、好きな商品はなんですか?と聞くと村上さんは意外にも『小豆缶』と笑いながら答えました。
〇タイム缶詰の商品はインターネットから御注文いただけます!
公式ネットショップ(株式会社登喜家)
※御注文からお届けまでは、2週間程お時間をいただいております。ご了承ください。
お問い合わせ・その他公式SNS
〒029-2201
岩手県陸前高田市矢作町字山崎78-3
株式会社タイム缶詰
https://time-kanzume.co.jp/
TEL 0192-58-2105
MAIL info@time-kanzume.co.jp
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