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ベースマキナではセールスエンジニアを募集しています。

皆さまこんにちは、株式会社ベースマキナの代表取締役社長を務めております高橋( @__timakin__ )です。
弊社では、ヒューマンエラーを減らせる管理画面をローコードで構築するSaaS「ベースマキナ」をソフトウェアエンジニアの皆様向けに提供しています。

最近はテックブログの方もはじめました。結構技術色の強いサービス開発の裏側で使っているツールや、その過程で得られたナレッジを少しずつ表に出して行こうと思っているので、是非ご購読お願いします。

さて、今回はかなり直球なのですが、ベースマキナではセールスエンジニアの方を切実に募集しています。
その背景となる課題であったり、どういう機会があるかについて書きたいと思います。

セールスエンジニアとは

そもそもセールスエンジニアとは?という方もいらっしゃると思います。

私の理解ではセールスエンジニアの業務は、技術的な知識に基づいた運用提案や商談のデモ等の契約前の業務に加えて、アフターフォローや導入支援的な側面も担う営業職とエンジニア職のかけ合わせだと考えております。

余談ですが似た用語でプリセールスエンジニアもありますが、実態はさておき語義上は契約前の関係構築に活動するのがプリセールスなので、もう少し広義にするため「Pre」を外したセールスエンジニアの方を選んでいます。

ベースマキナがお客様からの信頼を頂くためにやっていることの例

まず、ベースマキナではテックタッチ的にお客様自身に活用をお任せするスタンスは取っておりません。

もちろん、ドキュメント等は比較的丁寧めにご用意しているつもりです。
ただ、お客様の課題には技術的課題と、運用を考える思考コストや社内でご展開される上での交渉コストの非技術的課題の2種類があります。
事前にご用意した情報で解決できるのは前者の技術的課題のほうがメインなので、ご契約前後にお客様の信頼を頂くうえで解決しなくてはならないことが多々あります。

表面的なことや綺麗な事だけを書くと、結局何をやっているのか伝わりづらいので、リアルな例を挙げます。

ご契約前にやることの例

  • 商談前にお客様のIRと求人情報、テックブログ等を読んでおいて、運用フローに大体の当たりをつけておく。

  • 商談中にお客様のエンジニア担当の方から、APIから返却されるJSONの形式が複雑であるため、画面上にわかりやすくレンダリングするためのフィルタ方法を一緒にその場で考える。

  • ベースマキナには画面構築の方法がいくつか(平易なものから複雑なものまで)あるため、初期は平易な機能を使っていただきつつ、ご利用開始後数ヶ月経った段階でJSXが使える機能を使うと良いかもしれない、というご提案をする。

  • お客様の社内で複数職種のご利用者様がいらっしゃるため、ベースマキナの認証・認可の仕組みの説明をしつつ権限設定の案の叩きをお伝えする。

  • ベースマキナの使い方が運用フェーズによって変わることを踏まえて、ご契約内容に段階を設けた提案を行う。

ご契約後にやることの例

  • お客様のAPI・DBとの疎通時、レスポンス返却時に意図しない挙動になった際、ベースマキナのエンジニアチームで状況を共有しながら調査する。

  • ベースマキナがデフォルトで提供するUIに追加の機能や、追加のコンポーネントが欲しいというご要望を頂くので、どんな運用で必要かを伺いながらチケット化して社内で展開する。

  • 別の部署でも活用したいが、業務が全く違うのでそこに適合する業務フロー・画面構成がどうなるのか、技術的ブロッカーが新たにでないかというご懸念事項を一緒に払拭する。

  • 追加機能のリリースが行われた際に、リリースノートやアナウンスのご連絡を行い、いち早く付加価値をお届けする。

これでも個別具体に踏み込んだ話とは言えませんが、ベースマキナそのものが開発基盤のサービスだからこそ、内包される機能とそれにより実現される画面・APIやDBへのリクエストのイメージを持っている必要があることはなんとなくご理解頂けるかと思います。

まとめると、ご契約前はお客様の中でも定まり切っていない運用フローを一緒に考え、ご契約後は既存機能の応用で実現可能な業務と、「素直に機能追加しないと厳しいかも…」と線引した上でいち早くフィードバックして信頼を獲得する仕事が必要になります。

※なお、将来的には契約前後でポジションを分けるべきだとも当然考えております。幅広く仕事をカバーすることだけが正義だとは思いませんが、現時点ではまだまだ地道に切り盛りしているが故におまかせしたい幅が広くなっていること、ご容赦ください。

今のベースマキナの課題と、それらの解決にセールスエンジニアが必要な理由

今なぜベースマキナにセールスエンジニアのポジションで新たに人が欲しいかと言えば、端的にここにパワーが足りないことが一番成長のブロッカーになっているからです。

今のベースマキナのプロダクトの機能面は、まだまだ足りない機能もあるものの、既存機能の組み合わせで表現できる幅がかなり広がってきています。
だからこそですが、お客様が自社の業界特性・社内ルールに沿ってどんな画面やAPI・DB呼び出しの流れを設定すればいいか想像して頂く幅が広がるため、最短経路を一緒に考えられる方が必要です。

お客様が増えるにつれて開発基盤の表現力が上がり、その結果お客様に機能の活用をご提案できる人的パワーが必要、という流れです。
更には結果的にその流れで培われた信頼関係が新しいお客様を呼び込むので、良い循環を生むためにもお客様接点でひずみを産まないようにしたいと考えています。

そのような状況でありながら、今のところエンジニアチームや私自身が直接お客様の課題解決に向き合っているため、力不足を感じることが増えています。
より開発・採用等のスケーリングを目指すためにも、セールスエンジニアの方の手を借りたいです。

どのようなチャンスがあるか

私自身が兼務しているので強く実感しますが、このポジションでご入社頂くと結構楽しい仕事がおまかせできると思います。

  • ベースマキナ自体技術的に新しい取り組みを進んで行っているのでキャッチアップしてて楽しい技術トピックが多い

  • お客様との距離が近い(Slackで直接つながっている、現場作業を拝見しにいったり、オンラインMTGで既存の画面のステージングや現場担当者の方とお話する)ので、課題が他人事に感じなくなる

    • 普通にお客様のAPIのドキュメントや既存画面等を拝見するので、「あのサービスの裏側はこうなっていたのか…」という楽しみが多い

  • 業界・業種が多様なので提案の手札が多く求められる一方で、全然違う業界間で似た運用フローがあったりするので、ベースマキナを使った運用構築のナレッジを資産化できる

  • 企業規模・業界に幅があるので、複数分野のDXを同時並行で進めるような形で横断的な経験値が積める

  • エンジニアチーム全体でお客様からのご要望を、”文字通り全て”Slackやスプリント会議で共有しているので、お客様との折衝の責任を丸投げするようなことはない

業界横断の対応力とホスピタリティは必要ですが、他では絶対に見られない「あのサービスの裏側」に携われるので、お客様と向き合っていて100%楽しいポジションだと思います。
エンジニアのバックグラウンドの私がお客様とお話してて楽しく営業・カスタマーサポートできているので、経験談ベースで保証できます。

さいごに

この通り、ベースマキナでは良い面とシビアに柔軟性が要求される面の両方ありつつ、セールスエンジニアとしてご活躍頂くに足る場所をご用意しております。
「今はエンジニアとして開発一本だけど、もっとお客様に近づきつつ開発にフィードバックする仕事もしたい」
「今は営業だけど、お客様の声を直接サービスに反映したり、サービスの基盤が強まっているのを肌で感じたい」
というような方、是非一緒に働ければと思います。

長くなりましたが、自薦他薦問わずこちらのユートラストの募集やXFacebook等で是非お気軽にご連絡・お話できればと思います!

ベースマキナをよろしくお願いいたします。


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