「ドウェイン・ジョンソンも所属するWWEの情熱」と「冷笑の僕」
最近、ユーチューブで『WWE』の試合動画を見ることがある。
{公式ユーチューブチャンネル(https://www.youtube.com/@WWE)}
何の気なしに、おすすめに上がってきたWWEの動画を見てから、ハマってしまった。
自分の笑いに違和感
笑いという意味での面白いというのが、第一印象だった。攻撃できるスキがあるのに相手を挑発してるのが笑わせてくれる。よくわからないセコンド?みたいなおじさんがずっと怒ってるし、そのおじさん勝手にリングに上がってくるしでわけわからんのが面白い。
しかし何本かWWEの試合を見ていく中で、
自分の楽しみ方はホントに正しいのか?と感じるようになった。
なぜなら、戦いの最中、リングに向かって声援を送る観客たちの顔が、自分がWWEを見ているときの顔とは全く違うのである。 ヒーローが悪い奴に攻撃されていると、心の底から嫌な顔をしている。
リングを見つめる目が憧れを抱く少年のような目つきなのだ。
自分のWWEの楽しみ方は、
言わば、子供の見ている特撮ヒーローを嘲笑していることと同じではないか?と思った。
そこでそもそもWWEって何なのか調べてみることにした。
WWEとは
(以上のサイトを参考にしました。以下で自分が間違った解釈をしている部分があるかもしれません。もし、間違いがあった場合、コメントしていただければ幸いです)
によると
WWEとはアメリカの”スポーツエンターテイメント団体”である。
世界の165ヵ国で放映され、公式SNSには10億ものフォロワーがいる。
WWEには二つのブランド「RAW」と「SMACKDOWN」があり、どちらかに所属して試合を行う。簡単に言えば2つのリーグに分かれて試合をする。(NXTと NXTUKいうブランドもあるが、この二つがメイン)
スポーツエンターテイメント
”プロレス”ではなく”スポーツエンターテイメント”である。
ということが重要。
従来のスポーツのように勝ち負けを目的としているのではなく、一番の目的は観ている人を楽しませることである。
つまり、攻撃のすきがあるのにも関わらず相手を煽っている姿を自分は笑っていたが、それは間違っているということだ。スポーツだと思い込んでいては楽しめない。
プロレスではないために選手の呼び名も異なる。
”プロレスラー”ではなく”スーパースター”である。
そして、ファンは”サポーター”などの呼称ではなく”ユニバース”といわれる。
所属選手
スーパースターの中には、
日本でも有名なザ・ロック(ドウェイン・ジョンソン)であったり、
ジョン・シナなど、映画でも活躍している方もいる。
ワイルドスピードシリーズには、
ドウェイン・ジョンソン(ルーク・ホブス役)と
ジョン・シナ(ジェイコブ・トレット役)が出演している。
80年代にはアンドレ・ザ・ジャイアントやハルク・ホーガンなどのスターがいた。アンドレ・ザ・ジャイアントはジャイアント馬場とタッグを組んだり、アントニオ猪木とも対戦したことのある、日本とかかわりが深いスターである。
プロレスファンでもなければ、80年代に生きていたわけでもないから、アンドレ・ザ・ジャイアントはかすかに知っている程度でそれ以外は全く分からない。
日本人選手も多く在籍している。中邑真輔選手やASUKA選手など9人の日本人選手が在籍しているという。
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気づかぬうちの”嘲笑”に反省
調べてみて、なんだか僕は恥ずかしい痛い奴だなと思えてきた。
「仮面ライダー」をバカにする自分がかっこいいと思っている思春期坊主のようなことをしていた。
嘲笑、冷笑の類はしたくないと思っていたのに気づかないうちにやってしまっていたとは。
反省しよう。
WWEの見方、楽しみ方が分かったことだし、これからもWWEを飽きが来るまでたまに見ていこうかな。