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「年明けうどん」わがやの新文化と、正月の万能つゆ


カレーライスもチキン南蛮も作り方は多様にあるけれど一番正解の分からないのが正月料理だと感じている。なにせ自分の親族以外のものを食べることが無い。当たり前だと思っていたものが当たり前ではないことに気づく機会もない。

ただでさえそうなのに私は家から出て全く新しいわがやの正月料理を生み出してしまった。

讃岐の側である岡山に越してきて、年越しうどんかそばかの選択肢に迷い、年明けは餅の一択と安心していたら、なんと年越しうどんなるものが売っていた!

お正月の食品売り場にうどんが並んでいるのは、私からすると不思議な光景。

こちらのしっかりコシがあって太いうどんは麺自体を楽しめておいしい。

西に来て出会った九州のかつお菜と一緒に。わんぱくなひだが出汁をたくさん含んでくれて旨みがあっておいしい。

だしも具材も合わせかたの正解は分からないけれど、わがやの正月に新しい文化。

めんつゆレシピ

出汁▶︎ 【かつお・昆布・椎茸】
水に対し
1%重量の昆布、1Lに1コの乾燥椎茸を水出ししておき
そこに3.5%の宗田かつお節をぐらぐらと10分煮る。

つゆ▶︎その出汁に10%の醤油と4%の味醂

水出しの姿(この時はスライス椎茸)


うどんか蕎麦か餅かと迷ったとはいえ、このつゆはどれにでも使える。具材を変えるだけで料理を変えられるのは着せ替え人形的な感覚で、気軽で楽しい。

うどんと蕎麦と餅のつゆが一緒でいいのだろうかとも思うけれど、正月料理は家族の料理。独自の文化で、おいしければ問題なし。

p.sおでんにも使えます。

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