【インド体験談 vol.5】もう一度だけ彼女たちに会いたい。
タイモブ出身!チャレンジャーの今を追う
この記事では、プログラム参加者の帰国後インタビューを通じて、参加者がどのような変化を遂げたのか、どのようなチャレンジをしているのかを追う。
”行ったことのない場所、出会ったことのない人、新しい自分。”
参加者は非日常の中で様々なチャレンジをする。
そしてタイモブスクールが大切にするのは、それだけではない。
チャレンジが日常でも継続すること。
非日常で出会った学びを、帰国後の日常で継続出来てこそ本物のチャレンジャーが生まれる。
これまでタイモブスクールから生まれたチャレンジャーは、どのように成長し、新たなチャレンジへと向き合っているのだろうか。
次なる挑戦へと燃える。インドで過ごした10日間。
インドの子供たちが彼に見せたあどけない笑顔。そんなごく当たり前な瞬間こそが、彼を動かす原動力となっていた。
2023年3月に開催されたタイガーモブ・スクール。
そこで大学2年生(当時)である稲中優生さんがチャレンジに選んだ舞台は『チェンジメーカー・キャンプ in インド』だ。
プログラム終了の2ヶ月後、彼はインドに戻って教育活動を継続する決断をした。
今もなお挑戦へと燃える稲中さんに、その思いに隠された葛藤や情熱を語ってもらった。
カオスに飛び込んで、目指せジレンマ克服。
”そもそもやりたいことってなんだっけ?”
「これが大学に入学して以来、一番の悩みでした。
一度自分の軸がブレてしまうと、もう何をしていいかも分からなくて。
完全に混乱状態でしたね。笑
そして追い討ちをかけるように、一度挑戦したカンボジアでの教育インターンでも失敗してしまったんです。そこからはずっとジレンマを抱えていて。
次に何ができるだろうかと考えているときに、タイガーモブのプログラムを発見したんです。ジレンマから抜け出すためには、ワクワクに飛び込むことだなと思って。
あのカオスに染まって、自分とは何者かを問い直すためにプログラムへ参加しました。」
葛藤こそが情熱を生む。
稲中さんにとって、インドプログラムへの参加はジレンマから抜け出すためのいわば「再挑戦の旅」
しかし過去の挫折体験が、ここでも大きく響いてしまったと彼は言います。
「リサーチやプレゼンで、怖気付いてしまったんですよね。
教育×ソーシャルビジネスってどうやって解決するんやって。考えても考えても思考が止まってしまって。
結局 ”子供たちが言語に囚われず、多くの場所で笑っていてほしい” その想いから逃げてしまったように感じます。
特にこれまで切磋琢磨してきたメンバーに自分の想いを伝え切れなかったこと、それが悔しくて悔しくて堪らなかったです。
でもこれまで沢山挫折したからこそ、やり切れないともがいている中でも着実に進んでいるっていうのは分かって。
こんな状態でも、まだこれからって気持ちを切り替えることもできましたね。
この葛藤があったからこそ、より1人でも多くの子供達を笑顔にすることに対する想いがより強くなったように思います。」
もう一度彼女たちに会いたい。
プログラム期間を駆け抜けていく中で、子供たちに対する想いがより強くなった稲中さん。
帰国後、彼が踏み出したチャレンジには誰もが圧倒される。
「プログラムを終えて、どうしてもあの子供たちの笑顔が忘れられなかったんです。
だからこそもう一度彼女たちに会いたい。もっと成長して欲しいって。
そう確信した時僕が考えたのは、子供たちへの教育機会を作るためのクラファン活動でした。
団体名は、ヒンディー語で「また会いましょう」という意味の「フィルミンゲ!」
彼女たちともう一度再会できると信じて活動を開始したクラファンですが、最終的に目標額を大きく上回る、計23万円を達成することができたんです。
自分の想いが多くの人に伝わったんだって喜びを感じたことを今もよく覚えています。」
1人でも多くの子供が笑顔になってくれる。それだけでいい。
数多くのジレンマを抱えながらも、ここまで乗り越えてきた稲中さん。
今もなお挑戦を続けている稲中さんの根底にあるその想いを聞いてみました。
「もちろんインドで活動する中で、果たして本当に社会貢献できているのか?と不安になる瞬間もあります。時には、違う価値観を持つ同士で意見が対立することもあって。
それでも僕は1人の子供が笑顔になってくれて、ありがとうって言ってくれれば、それだけでいいんです。
俺は間違ってないぞって、これまでの経験が教えてくれている気がして。
挑戦できていること、子供たちの笑顔を作れていること。
今この瞬間が、心から幸せです。」
少しでも揺らいだ貴方は、インドに呼ばれているのかもしれません。
彼はインドへ挑戦するか迷っている人に対して、こう伝えたいという。
「インドって、本当に目に見えるもの全てが私たちと違うんですよ。
それは見た目とかもそうだし、考え方、バイタリティとかも。
そういう人と触れ合うことで、自分の中にある固定観念は間違いなく一瞬で崩れます。決断をするのは自分自身なので、僕がどうこうとかではないんですけど。
1つだけ伝えるとすれば、少しでもこの記事をみて心が揺らいだあなたは、もうインドに呼ばれているのかもしれませんね。笑」
彼の想い、そして行動した証がより多くの人の心へ届きますように。
インタビューにご協力頂いた稲中さん、ありがとうございました🐯✨
最後に
最後まで読んでいただき、ありがとうございました🐯🔥
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稲中さんが参加したインドプログラムを含むタイガーモブスクールは、来年3月にも世界中で開催予定!
タイガーモブ一同、まずはプログラム説明会でお待ちしております!
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