【TIFF作品紹介⑥】〜リアリティを体感せよ〜
第34回東京国際映画祭の「コンペティション部門」に選出された計15本の作品を、7回にわけて紹介していくこの企画‼️
6回目となる今回は…「リアリティを体感せよ」と題して、5年間の成長をドキュメンタリータッチで描いた『カリフォルニエ』と、アゼルバイジャンの美しい風景を映し出した『クレーン・ランタン』の2本を紹介します🌟
①『カリフォルニエ』アレッサンドロ・カッシゴリ、ケイシー・カウフマン監督
②『クレーン・ランタン』ヒラル・バイダロフ監督
①『カリフォルニエ』
アレッサンドロ・カッシゴリ、ケイシー・カウフマン監督
まずはじめにご紹介するのは、映画『カリフォルニエ』です。
作品紹介
イタリアの小さな町に暮らすモロッコ人少女の9歳から14歳までに至る5年間をドキュメンタリー・タッチの映像で描く。ドキュメンタリー監督カッシゴリ&カウフマン初の劇映画。
引用元:第34回東京国際映画祭公式サイトhttps://2021.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3401CMP02
イタリアの小さな町を舞台に、モロッコ人の少女の9歳から14歳を実際に5年間にわたって撮影したドキュメンタリー・タッチの劇映画。
監督をはドキュメンタリー監督であるアレッサンドロ・カッシゴリとヒラル・バイダロフ監督です。
今作はドキュメンタリー・タッチで描かれるもののあくまで劇映画というところが非常に気になります。
個人的には音楽も気になる作品です。
劇映画ですがドキュメンタリー作品のように描かれているため、感情移入しやすい作品になってるのではと思います😉
②『クレーン・ランタン』
ヒラル・バイダロフ監督
続いてご紹介する作品は、『クレーン・ランタン』です。
作品紹介
昨年『死ぬ間際』で第21回東京フィルメックス・グランプリを受賞したバイダロフの最新作。女性を誘拐した罪で服役している男と法学生との対話が美しい風景の中で展開される。
引用元:第34回東京国際映画祭公式サイト
https://2021.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3401CMP03
第21回東京フィルメックス最優秀賞作品賞に選ばれた映画『死ぬ間際』を製作したヒラル・バイダロフ監督の最新作です。
『死ぬ間際』もアゼルバイジャンを舞台にした光と霧の幻想的な世界観が印象的なものでした。
今回の『クレーン・ランタン』でも淡い美しいアゼルバイジャンの風景がどのように描かれているのか期待したいところです。
おわりに
今日のnoteはいかがでしたでしょうか?どちらも映画の撮影地となった街並みと物語とのバランスに注目していただきたいです!
ゆったりと五感を使って観ていただきたい作品です♪
東京国際映画祭ではこのような特徴的で珍しい作品をたくさん鑑賞することができますので、ぜひ自分に新しい発見を与えてくれる1本を見つけてもらえればと思います☺️
それでは、次回の記事もお楽しみに👋
執筆者:まなは
※チケットの詳細は下記をご確認ください。
[チケット情報]
『カリフォルニエ』監督:アレッサンドロ・カッシゴリ、ケイシー・カウフマン
場所:TOHOシネマズ シャンテ
日時:11/3(水)18:30~ / 11/7(日)13:20~
『クレーン・ランタン』監督:ヒラル・バイダロフ
場所:TOHOシネマズ シャンテ
日時:10/31(日)15:45~ / 11/4(火) 12:55~
※チケットの一般販売は10月23日(土)からです
↓チケットに関する詳細と購入はこちらから
https://2021.tiff-jp.net/ja/ticket/
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ここまでお読みいただきありがとうございます🙇♀️
全7回にわたって作品を紹介していきますのでお見逃しなく!