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アイスコーヒーの美味しい淹れ方 2 水出しコーヒーの美味しい作り方 Coldbrew 「ひやっこ」

コーヒーの抽出方法として、色々ありますが、その中で特に味がまろやかになる抽出方法が
「水出し」という方法です。

コーヒーのお求めは👇からどうぞ!

そこで、「水出し」コーヒーの美味しい作り方をご紹介します。


※注意 当店のコーヒー豆は、HACCP(ハザップ)に沿った衛生管理をしています。
ドリップバックのコーヒー豆は、200℃以上の温度で焙煎していますので、高温処理しております。ご家庭でアイスコーヒーなどを始め、飲食物を作られる際には、良く手を洗って、できるのであれば、消毒をしましょう。
また、使われるポットなども清潔に保ちましょう。
これからの季節、食中毒に十分注意して、美味しいコーヒーをいただきましょう!
詳しくは、厚生労働省のHPをごらんください。


水出しとは?

コーヒーは、基本的に80℃前後のお湯で抽出します。

80℃のお湯で抽出することで、コーヒーの成分がお湯に移り、お湯からコーヒーに変わります。

お湯で抽出すると、コーヒー豆とお湯が接触したときに、成分がほぼ瞬時に移ります。

しかし、低温でコーヒーを抽出すると、コーヒーの成分が移りません。

ところが、コーヒーは、低温で抽出すると、とてもまろやかになります。

ということは、水でコーヒーを淹れればまろやかになるはずです。


コーヒーの抽出原理

〇お湯の温度

淹れるためのお湯の温度が高くなると、コーヒーの抽出量が増え、濃くなります。逆に低くなると抽出量が減り、薄くなります。

〇コーヒーの粉

粉が細かくなればなるほど抽出量が増え、濃くなります。逆に粗くなるほど抽出量が減り、薄くなります。

〇お湯と粉の接触時間

お湯(水)と粉の接触時間が増えるほど抽出量が増え、濃くなります。

コーヒーの濃さ、味わいは主にこの3つが原理となります。

コーヒーの粉ですが、粉が細かくなるほどお湯(水)の浸透が悪くなり、逆にコーヒーとお湯(水)の接触を進めることはできません。
ここは注意すべきところですね。

これらの条件を考えた上で、水出しコーヒーの抽出を考えてみます。


水出しの抽出方法

まず、1番目のお湯の温度。

これは、水ですね。水ということですので、抽出量は減り、薄くなります。

次に2番目のコーヒーの粉

水という低温なので、粉については、細かくしておかないと濃さが確保できません。

最後に3番目のお湯と粉の接触時間

水という低温なので、なるべく時間を長く抽出しないと濃さが確保できません。

〇結論として

水、細かい粉、長い抽出時間ということになります。


具体的に解説

それでは、具体的に解説していきます。この写真では、小さい水出しバックとなっておりますが、分量については、水出しバック「ひやっこ」を例に解説していきます。

1 コーヒーの粉です。


通常の粉に比べて細かく挽いています。

ちょいとピントがずれていますが、ご容赦ください(^^;

2 コーヒーの粉を入れた袋をシーラーでしっかりと止めます。

3 清潔なガラス容器などに水出しバック1袋をいれます。

4 容器に水を500ml入れ、水出しバックをしっかりと水に浸けます。

5 この後、冷蔵庫に入れて約8時間抽出します。

6 8時間後

8時間を経過したところです。
コーヒー成分がしっかりと抽出できています。出来上がりは約450ml~480mlになります。

7 抽出後の水出しバック

しっかり抽出できていると、水を吸収しているので、ぷっくりと膨れています。


まとめ

水出しコーヒーは、抽出に時間がかかりますが、ゆっくり抽出することで、とてもまろやかなコーヒーができます。

例えば、夜寝る前に仕込み、朝頂く、とか、朝仕込んでおき、晩にいただくとかすれば十分美味しいコーヒーを飲むことができます。

また、水出しコーヒーは、アイスコーヒーということだけではなく、湯煎したり、電子レンジで温めることでホットコーヒーとしてもいただくことができます。

ぜひお試しください(^^♪


最後に

自家焙煎珈琲と手しごとの小さなお店ティアレでは、水出しコーヒーを作るための、
水出しバック「ひやっこ」を販売しています。

このブログの水出しコーヒーを作る方法3からお作りいただけます。

また、1つの水出しバックで約500mlのコーヒーをおつくりすることができますので、とてもリーズナブルとなっております。

ぜひ一度お試しくださいね。


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