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なぜアイススケートは氷の上を滑らかにすべれるのか?
氷に圧力を加えると、より密度の大きい構造をとろうとして
0℃以下であるにもかかわらず、密度の大きい水の構造をとる
すなわち融ける
スケートで氷の上を滑らかにすべることが出来るのは氷が人間の体重により
スケートのエッジに加わる圧力で融けた水の潤滑作用によるもの
0℃の氷の密度は0.917g/㎤で水の密度より小さい
氷の密度が水の密度より小さい理由は、氷の構造が水素結合を媒介に
規則正しく並んでいて隙間の多い構造をしているのに対し
水は自由に分子が動けるため、その隙間を埋めるように分子が入り
緻密な構造になるから
雪の上をすべるスキーではどうか?
スキーでは雪とスキー板との間の摩擦熱が原因で薄い水の膜ができ
潤滑剤の働きをするから滑らかにすべることができる
スキー板にワックスを塗るのは水の膜を雪の接触面に保つためと
摩擦熱を吸収するため
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