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ラジオの音を聞く仕組みは?
放送局でラジオパーソナリティーの音声はマイクを通して、音波の信号と
同様な形の電気信号に変えられる。その電気信号を遠くにいる人に伝えるために放送局のアンテナから搬送波に乗せて四方に向かって送り出す。
ラジオを受信するためには目的の局を選び、放送局からの搬送波から音声と同形の電気信号を取り出す、放送局からの電波は非常に微弱なので
それを増幅しスピーカーから音声を出す
人間が聞ける音は20Hz~20kHz程度の範囲の振動数
その振動範囲の振動が鼓膜を震わせ音として近くできる
放送局から送られてきた電波をラジオで受信するために
チャンネルを選ぶ操作を同調という
搬送波から音声信号を取り出す作業を検波(復調)という
搬送波の高周波成分を削り取り、コンデンサと抵抗で構成された平滑回路で元の音声信号と、ほぼ同じ形の信号に戻す
これが可能なのは搬送波の周波数が音声信号より、かなり高いので平滑回路で信号を滑らかにしても、音声信号がほぼ影響を受けないため
放送局からの電波は微弱なので、それを大きくする必要がある、それが増幅
電気信号を音にかえるのがスピーカーである
スピーカーはコーン、可動コイル、固定磁石の3つの主要部品から出来ている。コーンは紙のようなモノで出来ており、太鼓の皮の役目をする。
太鼓の棒の役目をするのが可動コイル、音声が電流信号の形で可動コイルに流れると、コイルは電磁石の働きをして固定磁石と力を及ぼし合いコーンを振動させる。(可動コイルとコーンは接触している)
コーンはラッパのような形をして、振動を増幅している。
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