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明日会社をやめる。

色々あって、明日5年働いてきた会社をやめる。

やめること自体は数ヶ月前から決めていた。

簡潔に言えば、働いている今の自分が好きではなくなった。5年後、10年後を想像してみて、同じ環境で現状維持を続けた先の自分にワクワクしない。


新卒から働いてきた会社なので思い入れは強い。

お世話になった上司。仲良くなった先輩。沢山のことを教えてくれた先輩のおじさん。一緒に長く働いた同僚。疎遠になった同期たち。

休職と復職を繰り返した私は、そんな会社で築いた大切な人との「つながり」を、どうも最近は自分の中でなかったことにしようとしていた。

自分が会社で孤立していて孤独な存在であり、だれも私がやめることに気をかけない。そんなふうに思えば、今後新しいスタートをきるときに、後ろめたい気持ちを抱えなくてよい。自分からつながりを切り捨てることで楽になろうとしていたのかもしれない。

けれど、忘れていたのは相手側の気持ち。

少なからずつながりがあった私がやめると知って、何も個人的な連絡がなく、今までありがとうのメール一通だけ受け取ったとしたら、それを相手はどう思うだろう?

先日仲の良かった会社での友人の一人から手紙をもらった。私がやめることを伝えていた数少ない友人の一人。

手紙を読んでみて、私が忘れ去っていた、もしくは忘れ去ろうとしていた、働きたての頃の温かい記憶が蘇る。

そういえばこんなこともあった、あんなこともあった、と「つながり」の糸の先まで振り返ってみると色々思い出す。


そんなこんなでお世話になった人たちに手紙を書くことにした。

明日無事会社を辞めれますように。



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うつぬけサンダーバード
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