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インターブランドの「ベストグローバルブランド」ランキングからブランドとは何かを考えます。
インターブランド社から「Best Global Brands 2023」いわゆるブランドランキングが発表になりました。
ブランドとは何かついて考える良い機会なので3分で読めるメモ書きとしてまとめていきます。
インターブランド社のブランドランキング
毎年インターブランド社が発表している世界規模でのブランドについてのレポートです。
調査は本社所在地などの主要地域以外の売上高比率が30%を超える企業が対象。今後5年ほどで見込まれる利益などを基に、ブランドが果たす役割を金額換算した。販売価格帯が異なることから、品目によって係数に幅を設けている。
今年もAppleが強く、Open AIとの連携など開かれたサービスのな試みを続けるマイクロソフト社が大きくポイントを伸ばしています。
日本企業はトヨタが最高位です。
アップルは前年比4%増の5026億ドル(約74兆円)で、ブランド価値が5000億ドルを突破した初のブランドとなった。金融サービスに参入するなど、顧客が体験する価値の幅を広げている。
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日本企業のランキングはこちらから。
「ブランド広告」は必要か?
企業にとって気になるブランド力。
近年のパーパスブームなどもあり、ブランド力に注目が集まるタイミングで、ブランド広告の検討をされる企業も多いかと思います。
ブランドとは何か?果たしてブランド広告というものが正解かどうか?考えてみたいともいます。
意地悪な見方をすれば、「ブランド」と「ブランド広告」で儲けたい人たちに騙されないようにブランドについて考える機会にしたいと思います。
ブランドランキングからブランドをどう考えるか:ブランドの規定
企業が経済活動で産み出す価値の総和を金額換算したものとブランドと規定します。
トップ企業がその価値の総和を向上させるためにブランド広告は出しません。
ブランドランキング上位の企業は世界中で顧客が享受する商品サービスのマーケティングをしています。
マーケティング活動
マーケティングは「価値」のことです。
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誰にとっての価値か?
ターゲット顧客です。顧客にその価値が享受されることによって目指すべき「価値」になります。
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顧客から見た時には「便益」です。
対価を払って手にするものですから、顧客の「利益」ということで考えられる時もあります。
顧客に届いてこそ本当の「価値」になります。
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統合マーケティングにおける広告の位置付け
マーケティングのプロモーションにおいてはターゲットにその価値を「認知」「理解」してもらうことから「購入」のきっかけをつくります。
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