トラベル&エンターテインメントがコンテンツになるか?という疑問と課題:日経のKアリーナの記事とシンガポールで起きたカニ支払い事件から「経験経済」を考えるメモ
記事から感じることと経験経済についてです。
メモとしてまとめます。
その場にしかない経験に対価を払う経験経済・トキ消費に向かっています。モノより思い出。です。
その重要性はお隣中国でも。
体験価値の重要性には誰もが気づいています。
心地よい体験=顧客の心にブランド(特別な価値)を刻む行為です。
コロナ後は「出会うこと」の重要性が再確認されて加速しています。
このKアリーナにおいて中心的な役割を果たすのはKENコーポレーション。
同社の佐藤会長は記事にて以下のようにインタビューに答えています。
コンテンツ側の人たちにとってはチャンスです。
従来の「箱物」の発想から一歩進んでいる人たちが目立ってきました。
エンターティンメントに対する費用については日本人の可処分所得の問題なのか、そもそもサービスにお金を払う習慣がないのか、フェアな対価について考える機会にもなりそうです。
よくよく考えると「チケット代」という言い方も変ですよね…
ヒルトン併設の施設ではありますが、「滞在して愉しむ」ということが今後日本におけるツーリズムにおいての課題であることは度々指摘されています。
インバウンドの長期滞在も含めてサービス体系を構築する必要があります。
まずはIRに対する期待が大きい中で、コンテンツビジネスが東京の近郊である横浜できちんと立ち上がるのか、期待しましょう。
と、思っていたら…
日本人がフェアに「経験」に対価を払うのか?という疑問がこちらの記事を読んだ時に湧いてきました。
Pricelssとも言える経験経済=モノを売るのではなくそこにしかない経験を売れとということを体系化した-「経験経済」B・J・パインII, J・H・ギルモア他による-が新訳になっているようですので、改めて読んでみます。
上記の文脈で一見すると「?」かもしれませんが、
「体験価値」の重要性がよく理解できる書籍です。ぜひご一読を。
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