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裏原宿に新しくできたthreefeet Tokyoとは？その全貌をお話しします。

ドライホップ多田

こんにちは”裏原のクラフトビール屋店長 じぇい”です。noteを書くのは初めてなのでアップロードにとても苦労しました。

今回は2020年8月29日、裏原宿に新しくオープンした”threefeet Tokyo”というお店について、どんなお店なのかをQ＆A形式で自問自答していきます。
※ちなみに僕はここの店長をしている28歳都内在住独身男性です。

クラフトビールを扱う他店との違いなども書いていきます。まずはthreefeet Tokyoを知ってもらって僕たちに共感いただけた方は、お店に遊びに来るか他の人にもシェアしていただけると嬉しく思います。
早速ご覧ください。

Q:threefeet Tokyoを一言で表すなら？

A:持ち帰り専門のコンシェルジュ型クラフトビールショップ。
ご来店いただいたお客さんには『ヤバイ酒屋』と褒めていただきました。

Q:そもそもクラフトビールが好きな理由は？

A: 月並みかもしれませんが、クラフトビールに”多様性”を感じるからです。

例えば、沖縄のクラフトビール醸造所クリフビールさんでは”Happy Blue Boar　幸せの青いいのしし”というビールを造られています。このビールにはクリフビールさんがこのようなストーリーを込めています。以下、クリフビール宮城さんにお話を聞いた取材内容抜粋です。

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『この(上記画像のビールラベルの)いのししは普段は顔がグレーなのですが幸せのときだけ顔が青くなるんです。彼は敏腕のビジネスマンで、新規プロジェクトのリーダーなんですね。土曜にも仕事があって仕事に行こうとしたら、彼女が「行かないで」って後ろから抱きついてきたんです。彼が「仕事だから仕方ないだろ」と言いながらも、幸せだから顔が青くなっているというストーリーですね。』

こんな素敵なビールのストーリーを知ることはとても面白くないですか？

ちょっと興味を持っていただいた方に、もう少し僕の過去話をします。クラフトビールにはまった経緯です。

僕の地元は北海道の滝川市、大学は小樽市というところだったのですがそこにもクラフトビールがありました。しかし上京する前は”クラフトビール=お土産でもらうもの”というイメージしかなく、特に愛着心もありませんでした。

その後、社会人になってから上京し東京で様々な「コト・モノ」に触れ刺激を受けます。中でも驚いたのはビールの専門店がたくさんあることや、ビールを造る小さな醸造所が存在することだったのです。

僕が住んでいた恵比寿にはよなよなビアワークスがあるし、代官山にはSVBがあるし、地元にはなかったナチュラルローソンや成城石井では見たことがないクラフトビールが手軽に購入できるのでした。

仕事終わりの自分へのご褒美としてクラフトビールを飲み始めたことからハマり始めて、週末にはタップルームを一人で回る。そのような生活を送るようになりました。

話を戻しますが、クラフトビールが好きな理由は多様性があるためです。

ビールごとに味わいや香りの違いはもちろん、独創的なパッケージデザイン、造られるまでの職人のストーリー、地産地消の食材、季節に左右されない酒造り、期間限定の食材でたまにしか会えないレアビール etc..

飽きっぽい僕にとってクラフトビールが持つ多様性がとても魅力的に映りました。

Q:なんでクラフトビールを趣味のままではなく仕事にしようと思ったの？

A:やる価値があることだと思ったためです。

独立を決意した際には『ただお金を稼ぐだけではなく、自分が好きなことで価値があることをしたい』と思っていました。また、価値があることというのは、『他には誰もできないこと、または誰もやりたがらないこと』と考えていました。

現在、日本ではクラフトビールが3回目のブームが来ています。一方で、まだ文化としては根付いていないのではないかと思います。

遡るとこれまでに地ビール解禁の時代からクラフトビールブームは2回来ました。『小さな醸造所がたくさんできては潰れていく』そんな歴史を繰り返しました。そして今回は3回目。

今回は大手ビールメーカーも『クラフトビール』に対する反射神経がよく、これまでの定番商品に加え、新しくクラフトビールを名乗ったビール販売も始めました。小規模醸造所の数も2016年250社、2019年に380社に増えて、2020年で420社と大幅に伸びています。

『3回目の正直として、日本にクラフトビール文化を根付かせることができればそれはとても価値がある』ことだと思いました。

まだまだクラフトビールを飲んだことがない方は多いです。
『敷居が高い』、『なんかよくわからない』そんな言葉をよく耳にします。

新参者の僕たちだからこそ生み出せるクラフトビールのイメージを作っていきたいです。

Q:数多くあるビール取扱店の中で差別化のポイントは？

A:threefeet Tokyoでは『多くの種類』の『国内』のクラフトビールを『初心者の方でも』簡単に選んで『ご自宅で』楽しめます。

下記はざっくりと他店との違いを図式化しました。

業態別セグメント

クラフトビールショップ別セグメント

今年はなんと言っても新型コロナウイルスの影響で生活様式に少し変化が出ています。自宅でお酒を飲む方も増えました。時代に合わせてテイクアウトができるようにサーバーを使ったビールの提供ではなく、缶・瓶での販売をすることにしました。配達も行う予定です。

また、私たちはこれまでにBANSHAKUというメディアの運営を行なってきたことにより、たくさんの国内の醸造所との繋がりがあります。この繋がりがあるからこそ、少ししか造っていない国内のレアなビールを仕入れることができるのです。

この国内のレアなビールというのは僕たちが相当自信を持っているポイントで、これまで来店されたビールマニアの方でも『初めて見たものがたくさんある』と楽しんでいってもらっています。

Q:なんで原宿（裏原宿）に出店したの？

A:裏原宿は日本の若者のストリート文化の発祥地だからです。

過去を振り返ると1990年代、若者にストリートファッションを根付かせたのは裏原からのスタートでした。

裏原には『流行に敏感』で、『こだわりが強く』、『他人と違うものを好み』、『熱狂的』な若者が多く集まります。

まさに『クラフトビールを知ればハマる。』僕のような人種が多いと思っています。若者たち発信でクラフトビール文化を広めていきたいです。

Q:今後具体的に目指すことは？

A:まずは地域No.1を取り、チェーン展開していきたいです。

クラフトビールをどこでも楽しめるように、threefeetをチェーン展開します。5年で現在酒屋のチェーン店で店舗数最多のカクヤス（約130店舗）ここを目指します。そのためにまずは1歩目の原宿店の成功に全速前進していきます。

最後に

ここまでご覧いただいたきありがとうございました。本当は『threefeetの名前の由来』とか『僕おすすめのクラフトビールの選び方』とかいろいろ書きたかったのですがYouTubeでも話しているので気になる方はご覧ください。
また、今回のnoteに共感いただけた方は必ずシェアをお願いします！

threefeet Tokyoについて

・店舗名：threefeet Tokyo
・所在地：〒150-0001 東京都渋谷区神宮前４丁目２５−３ メゾン原宿 101
・TEL：03-6878-0324
・営業時間：12時〜22時　不定休
・業態：小売店舗（持ち帰り販売です。バーなど飲食店ではございません）
・オンラインショップはこちら
・WEBメディアBANSHAKUはこちら


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