【BTS】アルバムレビュー&アルバムインタビュー
アルバムに関する解説を集めてみた
って書いた割には回収してなかったので、拾ってきました。前に作ったナムさんの「ビハインド」リストの兄弟編ですね。
レビュー中、歌詞カードを持つSUGAの手元がずっとアップになっているので、手フェチの方にもお勧めです。
Agust D先生に呼ばれたので、アルバムインタビューもつけてます。
ちなみに、各メンバーのソロアルバムに関しては、ドキュメンタリーやビハインド映像がありますので、公式YouTubeチャンネルBANGTANTVの再生リストを見るのが早いと思います。
以下の記事の目次から「個人コンテンツ」へ飛んで、探していただければと思います。
Album review
2 cool 4 skool
記念すべきデビューシングル!
SUGAは「나만치 해봤다면 돌을 던져(俺ほどやったなら石を投げろ/We are bulletproof PT.2より)」がお気に入り。
画面外から、ちょいちょい参加してくるナムさんが気になりますw
Skool Luv Affair
歌詞カードに載っているSUGAの写真のカバンは、ジミンちゃんのものだそう。気温がマイナスですごく寒い日の撮影だったとか。
このアルバム作業中、SUGAは盲腸で入院していて、病院で作業したという話。練習生時代から作っていた『Tomorrow』『JUMP』への愛着が語られています。
DARK&WILD
初めての正規アルバムで力が入ったとのこと。「アメリカンハッスルライフ」収録終了翌日に、写真撮影したそうです。
歌詞カードに直筆での書き込みが入ってるのいいですね。欲しくなります!
『Could you turn off your cell phone?』が放送禁止曲だったのは、知りませんでした。検索してみましたが、商標や不道徳な言葉は引っ掛かるんですね。なるほど~。
『Embarrassed(布団キック)』ってパンPDが書いた曲だったんですね。自分の中でのパンPD像が秋元康に近づいていきます……。
解説聞きながら、女の子に上手くアプローチできなかったことを夜布団の中で思い出してジタバタするSUGAを想像して、悶絶しました( *´艸`)
화양연화(花様年華) pt.1
初の一位獲得曲『I NEED U』収録!ということで思い出深いアルバム。
フィルムカメラで掲載用の写真を撮ったので、モニタリングできなくて少し心配したという話。最近の子だわ……。
最初の頃はわりとあっさりしてたレビューですが、この辺になるとかなり語ってくれるようになります。
いつも思うけどSUGAってめっちゃよく記憶してますね。さすがに忘れてるエピソードもあるようですが、思い出して語る時の克明さがすごい。この記憶力が深堀り歌詞を書く時、生きるんだろうなあ……。
イントロの作成に苦労した話。
逆に、『DOPE』はビートを聞いて15分ほどで歌詞を書き、即採用になったとか。神曲……!
『Boyz with Fun(フンタン少年団)』は、元々ホビにあげようと思って作っていたビートを採用したものだとか、『Converse High』の歌詞は日本でホビと一緒の部屋に泊ってた時書いたとか、ちょいちょい挟まれるSOPEエピソードにときめきます!
『Moving On(引っ越し)』で、お母さんのおなかの中を「最初の家」と表現するSUGAが好き。
小さい頃おばあちゃんに育てられた、という幼少時の思い出がちらっと出てきます。
『Hold Me Tight』ではテテが、『Outro : Love Is Not Over』ではグクが、それぞれ作曲に参加。
全員でアルバム作成に参加できて、バンタンのレベルが上がったように思う、と語るSUGA。
BTSの音楽性の部分では、完全にラップラインが育ての親状態ですね。どこでも音楽制作作業をしている彼らの姿に憧れるボーカルラインの構図が語られてましたが、非常に微笑ましいです。ジンヒョンも入ってるところがかわいいわw
BE
レビューと言うより、Unboxing(開封)動画ですね。
Part.1がSUGA、Part.2の前半がジン君・ホビ・グク、後半がナムさん・ジミンちゃん・テテでお送りしております。
メンバーが撮影した写真とか、直筆トラックリスト&歌詞カードとか、全員分のフォトカードとか、めっちゃ「わかってる」感のある内容物。さすが『Pied Piper』出してくるアイドル、自分たちのファンをよく理解してる!
余談ですが、『Pied Piper』は歌詞の「Twitter」が広告表現に引っ掛かって放送禁止、という記事がありましたね。
しかし、正直あの楽曲の不道徳性はそれ以前の問題ではないかと思います。顔とか声とか「いい子だ」とか息吹きかけてくるホソクとか、全体的に18禁ですよオンマ!
閑話休題。Part.2で、好きな曲を選んで歌ってるシーンがあるんですが、『Blue & Grey』でテテのスモーキーな低音を再現しようとして全員でボエるのが面白過ぎましたw(11:08~)
神ARMYによる翻訳動画プレイリスト
SUGAのアルバムレビューは、自動翻訳だとちょっとわかりにくいので、神ARMYによる翻訳動画のプレイリストを貼っておきます。ほんと神です……!
Album Interview
Agust D 'D-2' Mixtape
顔の傷、白い肌、髪を帽子の中で纏めているせいで剥き出しになっているフェイスラインと、刺さる人には刺さりすぎてオーバーキルな見た目のAgust D先生。
SUGAはベースの顔立ちが綺麗で薄いので、めっちゃ化粧映えしますね。宝塚で言うところの「余白顔(描くところがたくさんある顔)」です。舞台化粧に向いてる。
ホビとのコンビは、私の中では最も耽美性の瞬間風速が高い二人です!
アルバム制作時は過去の曲を聴くところから始める、新しいアルバムを作るのは未来の自分へ手紙を書いているようなものだ、という表現が美しかったです。「自分」を形にして残す力があるから、彼の手紙を皆が読めるんですよね。
J-HOPE ‘Jack In The Box’
Agust D先生とは対照的に、パリピの帝王みたいな風格。
バンタンが集うシーンでは聞き手に回りがちなホビですが、自分が語るターンとなるとめっちゃ言葉が多くて速いですね。言語化のスピードから、普段からかなり考えて蓄積してた気配がします。余剰語がほぼない。
この動画29分あるのですが、12:28の時点で「ここからが本番だ」宣言をされて震えましたw
ステージ名の由来話。
本名由来の「J」「HO」を使いたいというところから、「HOPE」が出てきた時、パンPDがパンドラの箱(最後に残ったのは希望)の話をしたそう。
明るくて快活で前向きなJ-HOPEだけでなく、アーティストとしての別の面や感情を見せるため、ダークでシンプルな世界観にチャレンジした話。
岐路にいることを示すため、白黒を多用した話に納得。
ビジュアル面のリードを自ら手掛けた話から、このアルバムを次へのステップとしてとても重要視している様子が語られます。
今後多様な方面に挑戦していく際この経験が土台になる、今が変化のタイミングで絶対に必要な過程だと思った、と語るホビ。ファンだったKAWSさんともコラボでき、着々と人脈を繋げている様子。
このアルバムは、彼のキャリアに対する前向きで計画的なチャレンジであると同時に、非常に個人的なトライであるように感じられました。
フィーチャリングを排し、リスニングパーティに至るまで自ら手掛けたソロアルバム。まるで「自分は世界へ出ていく準備ができているのか?」を問いかける試金石のようだと思います。覚悟を感じる。
リスパの話は「シュチタ」記事からどうぞ。
時期もキャリアも違うので比べられないですが、アルバムレビューだけ見ると、SUGAはもう次の段階へ行っているような余裕がありますね。ユーザーに対して、自分の変化を楽しんでほしいと委ねることができるあたりが。
自分が考え感じたことを全部共有してくれるホビには、大きなステップを上がろうとする気合を感じます。ファイティン!
以下はこれを書いている時読んで、とてもよかった記事です。是非どうぞ!
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コーヒー一杯奢ってください( *´艸`)