【Awake】油断してたらBTS長兄ジン君に足元を掬われた話
まだハマりたくない人は読むの注意。免疫がある人はGO!
バンタン沼の危険水域
「近寄るな危険」の看板を見たらどうすべきか
BTSにハマッた当初、こういう印象を受けていた私。
彼らを好きになるに当たって、自分の中で1つ線を引くことにしました。
見て辛くなりそうなところは後回しにする。
具体例を挙げると、
「SUGAのソロ曲の歌詞を読むのは次にしよう」
「ホビのリアコ沼はもうしばらく遠くから見守ろう」
「あれとこれとそれについて検索するのは、後日回しで」
みたいな心構えです。Agust D先生、申し訳ございません。
最終的に全部見ちゃうのはわかってるんですけどね。好奇心猫を殺す。
あまり早めに着手して「可哀想だから見たくない」ってなってBTSから距離置きたくなっちゃったらイヤだから、見てもいいかなと思えるようになったやつからちょいちょい覗いて行こうかな、って思ってました。過去形。
油断一秒 ケガ一生『Awake』
しかし、そんな新規の浅知恵をあっさり崩す人が現れました。犯人は、BTS長兄のジン君です。
ある日、YouTubeでBTS曲をかけっぱなしにしていたら、知らない曲がかかりました。
顔を上げたら日本語字幕曲。しかもここ。
ぎゃー、見ちゃった!!
私もオタク歴長いですから、ヤバいもの触ったことには即気づきました。声にならない悲鳴を上げましたね。
心の中ではすっ飛んで逃げてるのに、どうにも目と耳が離せなくて、結局最後まで聞いちゃった。やってもーた……。
あああ、わかりやすい崖っぷちは避けてるつもりだったのに、まさか長兄がせっせと足元に落とし穴掘ってたなんて!
いや、兆候はありました。
SUGA沼みたいに「ココ」って看板立ってなくても、ジン君のことが好きな人の語りには、どこか身をよじるような切ない感謝がある。
思わずポエムりましたが、何か深い沼がありそうだなという気配はしていたのです。だから『Abyss』も避けてたのに……!
我ながら動揺のあまり何書いてんだって感じになってますが、要約するとこうです。
ひっくり返るオセロ
「年上は年下を教え導く」っていう年齢による縦関係が強い韓国で、長男なのにリーダーじゃないというだけで珍しいポジションにいるジン君。
飄々としていていつも笑ったり笑わせたりしてる人だけど、誰にだってある闇が彼の中にもあって、それを自覚し宥め共存しながらやってきたんだと思うと、胸に刺さるものがありました。
これまで見てきた「三枚目もやれる美形」「マンネみたいな長男」「両翼」「アルパカ」みたいな笑える要素が、全部パタパタひっくり返って泣けるポイントに置き換わっていきます。オセロで言うなら、終盤に角を取られて大逆転状態。
これは危険です。涙腺がやられる。
ショックのあまりやさぐれるオタク
バンタンってさあ……普通言わないよねってところを歌で出してくるやん?(いきなりやさぐれモード)
これを本人が歌うんですよ。世界のBTSが誇るWWH長男が。そりゃ聞いたARMYも全員泣きますよ。
ついでにメンバーも仲間のソロ曲大好きで、これをカラオケで熱唱するんですよ。集団カウンセリングか。ほんまやばい。
切なすぎて言葉が出ないので記事を書きました!(暴走するオタク心)
覚悟を決めました
ショックのあまり、その後30回くらい『Awake』をループ再生してしまった私。聞きすぎ。
サビをそらで歌えるようになったところで、覚悟を決めました。
見ちゃったものはしょうがない。こうなったら毒食らわば皿までです。
触らないようにしようと思っていた部分を解禁しましょう。
「해금(ヘグム/解禁)」! ってそれはAgust D。
お約束のBTSギャグを飛ばしたがるお年頃ですみません。
ちょうど映画『D-DAY』の話も来ましたしね。
観に行くのは確定なんですけど、行くからには予習しとくべきで、てことは私がBTS沼で最も初期から危険視していたSUGA-Agust D沼への扉を開けないといけないじゃないですか。
多少の躊躇はありますが、もう時間がないので、色々と腹をくくらねばなりません。ここで『Awake』を食らったのも天の采配というやつでしょう。
出されたものを受け取っていきたい
「ARMYは僕たちを見るのが趣味だから楽しんで欲しい」って言ってたジン君。
自分が消費される商品であることを気負いなく受け止める、プロアイドルらしいその立ち位置が、少し切なくもあり、頼もしくもあります。
彼が「自分のダークな面は見せたくなかったけど、歌の形で共有するのもいいと思った」のなら、そのまま受け止めたい。
歌の世界は涙しながら受け入れ、普段のかわいくて騒がしいジン君を楽しみたいなと思っております。
とりあえず、この件でジン君は私の心の中の特別な椅子に座りました。多分その椅子、あと6個あります。
ジン君が帰ってくるまで、あと少し。その日が楽しみです。