【BTS/GQ Korea】ソン・ソンドゥク先生&PdoggPD【インタビュー和訳】
【追記 2024/7/29】ボーカリストへの欲求を出すメンバーがもう一人いたので、動画と画像を追加。
出会いはGQ Korea
「GQ Korea」で記事を漁っていたところ、ソンドゥク先生とPdoggPDのインタビュー記事に出会いました。
しかし記事が非常に長く、自動翻訳ではかなり読みづらかった上、Papagoのウェブサイト翻訳も上手くいかなかったので、AI検索「Perplexity」にご相談しつつポチポチ訳しました。すごい読みたくて( ;∀;)
というわけで、申し訳ないですが品質保証はしかねます💦
引用する時は、この記事へのリンクを貼っていただければと思います。
以下和訳。間違ってたらすみません。
BTS(防弾少年団)のパフォーマンス・ディレクター「ソン・ソンドゥク」&プロデューサー「Pdogg」との対話
音楽を描き、ダンスで色付けする2人のクリエイター、パフォーマンス・ディレクターのソン・ソンドゥクとプロデューサーのPdogg
2022.01.07 全希蘭
ソンドゥク先生編
GQ:LAで開催された<BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE-LA>コンサートの最も生々しい証人ですね。言葉で現場の空気を伝えられますか?
SD:とても久しぶりの公演でしたから、ワクワクと心配が半分ずつありました。リハーサルと公演の準備を終え、初日を迎えた時はまさにそんな気持ちでした。
SoFiスタジアムは私たちも初めて立つ場所で、本来は競技場ですが、公演会場としても素晴らしい環境が整っていました。
公演時間が波のように徐々に近づくにつれ、世界中から集まったARMYの皆さんのアミボムの光と声援も次第に高まっていきましたね。メンバーはもちろん、全てのスタッフが興奮と緊張を感じた瞬間でした。
GQ:ステージに上がる前に、BTSのメンバーとはどんな話をしましたか?
SD:「この瞬間を楽しみながらも、オーバーペースにならないよう気をつけよう」と注意しました。4回の公演で十分なパフォーマンスを見せる必要があったからです。
休止期間が長かっただけに、今回はユニットソングを中心に、メンバーが演りたかった曲を中心に準備しました。そのため体力の消耗が心配されましたね。オーバーペースになるとテンションに影響が出るかもしれません。
初日のイントロでカメラに映ったメンバーの顔を見たら、涙が込み上げてくるような感じがしました。その時、今日のステージは大変なことになるだろうと予感しました。
GQ:初曲の『ON』は観客の前で初めて見せる舞台だったので、意味が違い、熱気も一層高かったのではないでしょうか。
SD:メンバーたちがずっと披露したかった曲が『ON』でした。切実な思いを込めて全身を投げ出してパフォーマンスをしていて、体が壊れそうなほどでした。
でも不思議なことに、メンバーたちは全く疲れた様子はありませんでした。過去数年を振り返ると、あれほど幸せそうな表情は初めて見たように思います。その時の表情とエネルギーは、私がパフォーマンスを企画した歴史の中でも新鮮なものでした。不思議で感動的でした。
メンバーだけでなく、私を含むスタッフ全員が同じ気持ちだったと思います。私たちが何から喜びと幸せを感じ、エネルギーを得るのか、何よりもなぜこの仕事をしているのかを改めて実感した時間でしたから。
GQ:今回の<GQ>とのインタビューで、ジミンは「公演はただのパフォーマンスではない」と観客との交流を強調していました。より深い交流のために特に気を付けた点はありますか?
SD:SoFiスタジアムの会場規模が非常に大きかったので、動線を上手く組む必要がありました。隅々までメンバーの姿とパフォーマンスを近くで見られるよう、移動範囲を広く取りました。
ユニットソングが続くため体力配分が重要だったので、曲ごとに振付を適切に分散させ、ダンサー、バンド、セットを活用して従来の振付とは違う方法でも演出しようと試みました。
GQ:観客との交流が最も熱く感じられたステージはいつでしたか?
SD:ある特定のステージを挙げるのは難しすぎます。今回ほど初曲から、いや初日の登場から最終公演の退場まで、一瞬たりとも熱くない時間はありませんでした。熱すぎて溶けそうになりました(笑)。
GQ:私は『Black Swan』のステージを見て、ある種の感動を覚えました。メンバーがそれぞれの領域で主役になったような感じがしました。まるで7羽の異なる鳥が重なり合ったり散らばったりを繰り返すようでした。
SD:『Black Swan』では、7人のメンバーそれぞれのイメージをより劇的なショーで見せたかったんです。そのため、7人の翼の形から、メンバーたちの取る姿勢、アクティング、ジェスチャーまで全て異なるよう構成しました。
これまで見てきた、感じ取ったBTSメンバーのイメージを、翼の形を借りて表現してみたわけです。
GQ:なるほど。映像でも圧倒的なドラマ性が伝わってきましたが、現場ではさらに素晴らしかったでしょうね。
SD:通常、大規模な会場で遠くから見る方は、映像でステージを見ることが多いものです。『Black Swan』に関しては、遠くから見ても良く見えるよう衣装にも気を使いました。衣装に厚手の毛を付けて、遠くから見ても形がはっきりと分かるよう衣装チームに特別に注文しました。
さらに張り出し舞台でパフォーマンスをする必要があったので、360度全方向から観客に見られることを考慮し、4方向を回りながらパフォーマンスする構成にしました。
幸いメンバーの第一印象も良く、現場の反応も熱かったです。大変誇らしく、充実感を感じた瞬間でした。
GQ:パフォーマンス・ディレクターと振付師は別の領域だということを、今回の公演で確実に感じたようですね。
SD:パフォーマンス・ディレクターは単に振付を作る職業ではありません。ステージ上で行われるすべてのことを、企画段階から公演終了までを統括しなければなりません。
振付製作はもちろんのこと、ステージ演出、企画、音楽、ビジュアルなど、ダンスの領域だけでなく、ステージに必要なすべての分野を理解し作れなければならない職種です。
クリエイティブな領域に限界を設けず、多くの関心と勉強が必要な理由がここにあります。
GQ:今最も熱いダンスはジンの『スーパーツナ』ではないでしょうか?
世界中でチャレンジが流行っていますね。この曲を初めて聴いた感想は如何でしたか?
SD:最初は曲が間違って来たのかと思いました……(笑)
GQ:ハハハ!
SD:ジンと通話しながら「振付けはとてもシンプルで、とてもB級っぽくしたい」と注文を受けました。「本当にそれでいいのか?」と再度尋ねたところ、きっぱりとそうするよう言われました(笑)
その日の夜すぐに振付けを作って送りました。しかし難しすぎると言われました。結局3~4回の修正を経て、今の振付けが完成しました。
GQ:振付師が語る『スーパーツナ』ダンスのポイントは?
SD:振り回すマグロを表した手の動きと、釣りをするジンの様子です。ファンの方がジンの釣り姿が気になるだろうと思って入れてみたら、結局それがポイントになりました。
GQ:B級を自称するワールドワイドハンサムとは。
SD:実際、B級感性というのは見る人に負担をかけずに表現するのは難しい領域です。ジンの良いルックスと明るくユーモア溢れるイメージがうまく調和して、良い作品になったようですね。
GQ:『Dynamite』を聴いた瞬間、頭を撫でつける振付けを思い浮かべたそうですが、そのような着想は突然訪れるものなのですか?
SD:着想は非常に些細なことから、様々な経路から訪れます。例えば映画のシーンや友人との会話、行動、ある空間の動きから着想を得ることもあります。
曲を聴いてすぐに着想が浮かぶ時もあれば、なかなか浮かんでこない時もあります。聴いた瞬間に「こんな動作、こんな感じ、こんな絵!」と次々と思い浮かぶ時があり、そんな時は高揚して作業も円滑に進みます。逆の場合は作業が非常に難しく、遅れがちになります。
GQ:音楽に身を任せて振付けを思い浮かべるのであれば、本当に耳を傾けて聴かざるを得ないですね。
SD:そうですね。最初に曲を聴く時は、音楽のスタイルとコンセプトを認識するため、とても集中して聴きます。歌詞と雰囲気に浸って感情移入を試みたり、思い切り想像力を馳せたりもします。
GQ:BTSの音楽では歌詞とメッセージが重要なように、普段から歌詞から多くの着想を得ているそうですね。振付けの着想を得るため、作詞・作曲家に質問を投げかけることもあるのでしょうか?
SD:質問を投げかける前に、自分自身に多くの質問をするようにしています。「自分だったらどうだろう?」歌詞に込められた思いやメッセージに対して、自分ならどう反応し行動するだろうかを考え、想像しながら表現に移してみます。
曲を聴きながら状況に感情移入するのも、そういった理由からです。その後で、自分が見聞きして感じたことがメンバーたちの考えるメッセージや歌詞の意味と合致しているか、何を加えたり削ったりすべきかについて話し合います。
GQ:過去の「バンタン、心を開け」でジョングクが冗談交じりにディレクターに「振付けを一発でOKしてくれるようお願いします!」と言っていましたね。
最近は振付けのOKが簡単になりましたか?
SD:今はちょっと改善されましたが、その時その時で違いますね(笑)
OKするのはOKするんですが、自分が気に入らなければ気に入るまで変更する方なので。
GQ:アーティストから直接アイデアが出ることもあるんですか?
SD:よくありますね。『Ddaeng』の振付けの動作にも、メンバーが冗談を言いながら踊っていた動作が入っていて、『Butter』では「ARMY」の文字を形作ったのもメンバーの意見でした。動作の細かい部分でも様々な提案をしてくれます。
GQ:ARMYが舞台で一番見たい曲1位に『Louder Than Bombs』を挙げていましたが、この曲の振付けを作るとしたらどのように表現したいですか?
SD:全力で命がけですね!
GQ:期待が高まりますね!
長年ダンスを踊っていても、今でも新鮮で楽しい瞬間はありますか?
SD:最近は私の息子モア(名前は「ソン・モア」)がダンスを踊るのが好きになり始めました。DNAは避けられないものですね……。
かなり熱心に踊るので、私も一緒に踊ります。そんな時はとても嬉しく幸せな気持ちになります。
GQ:様々な経路から着想が訪れるように、最近新たな着想の源になるものもあるでしょうか?
SD:最近は同僚や仲間からたくさんの着想を得ています。互いに着想とエネルギーを与え合い、原動力を得ているんです。一緒に作業する人々から多くのことを学び、感じ取っています。最高のチームメイトに出会えて本当に感謝しています。
そして舞台に立つBTSのメンバーからも多くを学んでいます。今や舞台の上ではメンバーの方が私よりもプロフェッショナルですからね。
PdoggPD編
GQ:BTSの<PERMISSION TO DANCE ON STAGE-LA>コンサートを見ましたか?
私は映像で2回見たのですが、まだ感動が残っています。
PD:はい、見ました。久しぶりにファンの方々と直接対面するコンサートだったので、その熱気が違いましたね。現場で一体となるエネルギーが画面の向こう側からも感じられました。私は他の仕事の関係で現場の雰囲気を直接感じられず残念でした。
GQ:BTSの音楽を誰よりも多く聴いている方なので、改めて言うまでもないかもしれませんが、ステージを見る感覚はまた違うものがあると思います。最も印象的だったステージはどれですか?
PD:Coldplayと一緒に行った『My Universe』です。韓国で録音した時も「この曲はコンサート会場でファンの皆さんと一緒に歌えば良いだろう」と確信していました。それが現実になり、とてもうれしかったです。
GQ:プロデューサーとしても、Coldplayとの出会いと作業は特別だったでしょう?
PD:クリス・マーティンが韓国まで来て一緒に録音作業をするとは想像もしていませんでした。そこですでに音楽に対する並々ならぬ情熱を感じました。
特にメンバーが歌う韓国語の歌詞が持つ情緒や言語的な特色を肌で理解しながら指導していたことが印象的でした。とても細かく計画を立てて録音していたことも。情熱そのものでした。
GQ:公開された録音現場の映像を見ると、クリス・マーティンがまるで"熱狂的なファン"になったかのように振る舞っていましたね。
BTSの音楽について「馴染みのある曲とは少し違う特異な構造とメロディを持っている」と言っていて印象的でした。代表例として『Mic Drop』を挙げていましたね。作業する際に「違う」ということを意識する部分もあるのでしょうか。
PD:私は特別に何か違うものを意識して作業をするわけではありません。むしろ、その時々の時代の変化に合わせながら、そこにメンバーたちの次第に広がる音楽的スペクトルを調和的に音楽に溶け込ませようとしています。それを心の中心に置いて作業しています。
GQ:<I-LAND>を見ていると、評価基準で単なる実力よりも曲の理解度を重視しているように思えました。それが何か「違う」ものを生み出したのかもしれませんね。
PD:一般的にアイドルと言えば、誰かが作った音楽をそのまま歌い、振付師が作ったダンスでパフォーマンスをするイメージを思い浮かべますよね。
私は練習生たちが自分がやりたい音楽、そしてその背景となる文化までも理解し愛することのできる姿勢を持てるようにすることが何よりも重要だと考えてきました。だからその部分にもっとエネルギーを注いでいます。
GQ:時々監督は脚本を書く際に特定の俳優の演技を想像するそうですね。作曲家も曲を書く際に思い切り想像し、歌う人の声が聞こえるような体験もするのでしょうか?
PD:そうですね。防弾少年団とは練習生時代からもう10年以上一緒に作業してきたので、彼らが最も上手くできる領域や対応可能な領域、そして新しいスタイルに挑戦する時にどう歌うかを常に想像しています。そこに合わせて作業を進めていきます。
GQ:想像と計画にもかかわらず、その予想を遥かに超えた経験もあるでしょう?
PD:試行錯誤を重ねながら道を見つけていく中で、より完成度の高い曲ができる場合が多いですね。
『Spring Day』をプロデュースしていた時のことが思い出されます。RMが漢江で作った歌詞を送ってきたのですが、最初の節が「会いたい」でした。ラップで始まり、サビのメロディーまで作って送ってくれたのですが、「会いたい」という最初の節を聞いただけで作業の糸口が見つかった気がしました。その後は難しくなく作業を完成させることができました。
GQ:その録音データを一度聞いてみたいですね。初稿がどんなものだったか非常に気になります。
PD:実は最初にRMの声で聞いた時は、個人的な色が濃すぎてチーム全体に合うかどうかは分かりませんでした。しかしボーカルメンバーの声が加わると、想像以上の作品になったのです。
GQ:ある時RMが『Spring Day』の作業について話していたことを覚えています。落ちるものは最初は「雪の花」ではなく「落ち葉」だったと言っていました。
ラップライン(RM、SUGA、J-HOPE)のボーカルも次第に素晴らしくなってきましたね。聴くたびにどういうわけか胸が詰まる気持ちになります。
PD:ラッパーとボーカリストの境界がなくなった時代を生きています。代表的にはドレイクを見ても分かるように。
時代の流れの中で防弾少年団のメンバーたちが賢明に自分たちの領域を広げていき、プロデューサーとして成長していく姿は本当に素晴らしいと思います。
実際、ラッパーだけが表現できるボーカル領域というものがあり、それを非常に上手く表現して冗談交じりにボーカリストへの欲求を出すメンバーもいるようですね……(笑)
GQ:そのメンバーが誰なのか、なぜか分かる気がします。
昨年のインタビューで、ジョングクがこんなことを言っていたのを覚えています。プロデューサーさんが『Permission to Dance』のガイドを聞いて、「ガイドに従わずにあなたのスタイルで歌ってもいい」と言ったそうです。
ガイドに従うか従わないかはどう判断するのでしょうか?
PD:ジョングクだけの例ではありません。どの曲でも大きな流れを損なわない限り、それぞれの個性を生かすようにしています。メンバー同士の魅力を最大限に生かすことが最も重要だと考えているからです。
GQ:それではジョングクだけが持つボーカリストとしての個性は何だと思いますか?
PD:ポップに最適化された声のトーンに加え、韓国的な情緒が声に滲み出ています。感情の細かいディテールが生き生きと残っています。
GQ:ジン、ジミン、Vのボーカルも、それぞれの領域で素晴らしい実力を発揮していますね。
PD:ジンは素晴らしい美声の持ち主であり、中低音を出す時も卓越した感性があります。韓国人の胸を掻き立てる情緒だと言えるでしょう。
ジミンは少年の美しい声で耳を確かに捉える魅力があり、Vは有名なように低音のトーンが非常に魅力的です。一語一語にV独自の洗練された魅力が滲み出ています。
録音していると、自分でも知らなかった方向性が描かれることも多いです。
GQ:Vは『Blue & Grey』で驚くべきプロデュース能力も見せてくれましたね。
PD:Vが最近の録音作業で、ミックスサウンドの部分をとても細かく質問するんです。自分が望むイメージを自分が作る音楽にどう込められるか真剣に悩む姿を見ると感心します。
GQ:『Dis-ease』でJ-HOPEが見せた情熱も素晴らしかったですね。職業病とガラス瓶を重ねて表現したのが良かったです。
PD:J-HOPEと最近作業中の音楽について話し合う機会がありました。
歌手が自分の曲を直接作業すると、自分が上手く歌えるジャンルの音楽に閉じこもってしまい、音楽的なスペクトルが狭くなりがちですが、J-HOPEはいつも新しいスタイルを研究し、試みています。自分の限界をどう乗り越えられるか、その悩みの深さが深いんです。これも素晴らしいと感じる点です。
GQ:防弾少年団の音楽だけでなく、Pdoggの音楽的な足跡を見ると、驚くほど増幅されてきたと思います。元々すごいヒップホップマニアだったでしょう?
良い音楽に対する考え方の定義が変わってきていないか気になります。
PD:そうですね。良い音楽の定義は常に変わってきました。最近はシルク・ソニックのアルバムを聴いて、世代を超えられる音楽こそが本当に良い音楽なのではないかと思いました。
彼らの音楽は確かに「60~70年代レトロR&B、ソウル、ファンク」で1970年代の郷愁を呼び起こしますが、それを微妙に現代的に解釈しています。
結果的に全世代が楽しめる素晴らしい音楽が生まれたのです。
GQ:「良い音楽」に対する考え方の変化が、最近の作業にも影響を与えていますか?
PD:最近、子供時代に好きで感動した1990年代のヒップホップやR&B音楽をまた聴いています。当時の私の感性に大きな影響を与えた音楽をベースにして、それを現代化する作業を進めています。
オールドスクールとニュースクールが調和した音楽をたくさん試してみようと思っています。
GQ:こういったことも新しい音楽的インスピレーションの源泉になるんですね、まだ新しい音楽的インスピレーションに出会うこともあるんですね。
PD:パンデミック期間中は様々な文化的刺激を受けるのが難しかったです。長いスランプも経験しました。
最近はmpc(リズムマシン)を手に入れて、家で転がりながら遊びのように音楽を作ってみています。まだ作品につなげてはいませんが。
とにかく作業への意欲が湧いてきている時期です。
GQ:仕事から未だに喜びと愛着を感じられるのは貴重なことですね。
もし誰かがこの仕事を夢見たら、何と言ってアドバイスしますか?
PD:大衆音楽は生まれつきの才能も大切ですが、それ以上に仕事を愛する心、努力、継続性があれば十分に乗り越えられる分野だと思います。
「心から音楽を愛しているか、自分の心を深く見つめ直してください」と言いたいですね。
GQ:心から愛するか。その光が失せずに、引き続き良い音楽で答えてくれると嬉しいですね。もし過去のキャリアのある一瞬に戻って、新たに作品や作品を作りたいものはありますか?
PD:ないですね。
GQ:本当ですか?
PD:一瞬一瞬に情熱と努力を注ぎ、後悔はありませんでした。そしてその時代に戻っても、同じくらい情熱を注げるか疑問です。