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【2018】LYツアー in London【OSアリーナ】


【追記:2024/9/20】「おまけ」にケガをした時の状況や気持ちを振り返ってるグクのライブ配信を追加

BTS World Tour 'Love Yourself' London

韓国から始まったLYツアーも、北米公演を終え、ヨーロッパへ!
13泊14日で「英国→オランダ→ドイツ→フランス」の4ヶ国を駆け抜ける、休みなしの弾丸ツアーの始まり……なのですが、ロンドン公演初日の開演二時間前に、グクが踵を切ってしまいます。

初日は本人も気持ちの整理がつかず、大分泣いちゃってましたね……。この映像は二日目で、気を取り直して頑張ってますし笑顔も出てますが、「かわいそうなのは見たくない」派の方はご注意ください💦

※ツアー概要を知りたい方は、目次の「関連記事」から「ワールドツアー集計」へどうぞ。

公演概要

2018年10月10日に開催された「BTS WORLD TOUR ‘LOVE YOURSELF’」のイギリス・ロンドン公演(会場:O2アリーナ)。
世界での人気を不動のものとしたアルバム「LOVE YOURSELF」シリーズの完結にあたる「LOVE YOURSELF 結 ’Answer’」 リリース後に行われ全世界20都市42回公演で104万人を動員したワールドツアー「BTS WORLD TOUR ’LOVE YOURSELF’」のヨーロッパ公演の幕がここから上がる。
メンバーが負傷するアクシデントに見舞われながらも、BTSがチームとして強く成長した姿を見せたステージは必見。

「Lemino」の番組説明より

セットリスト

オープニングVCR
01. IDOL
02. Save Me
03. I'm Fine
04. Magic Shop
VCR(グク・ホビ)
05. Trivia 起: Just Dance
06. Euphoria
07. I Need U
08. Run
VCR (RM・ジミン)
09. Serendipity
10. Trivia 承: Love
11. DNA
12. メドレー(Dope, Go Go, 血、汗、涙, Boy In Luv, FIRE)
13. Airplane Pt.2
VCR (テテ)
14. Singularity
15. Fake Love
VCR (ジン・SUGA)
16. Trivia 轉: Seesaw
17. Epiphany
18. The Truth Untold
19. Outro: Tear
20. Mic Drop
VCR
【Encore】
21. So What
22. Anpanman
23. Answer: Love Myself

メドレーの曲が変わってます

グクのケガの話

グクがケガをし、パフォーマンスに支障が出たことを伝える場内アナウンスの様子。

韓国では、家具に八つ当たりするトレンドが1位に。

「가구새끼(家具の野郎)」

グクが座って歌えるように、演出チームは急遽移動ステージと椅子を手配。
自由動線の間はグクが寂しく見えないよう、誰かが交代で付き添うことに決めたそう。

JUNG KOOKは「ダンスしている時はいつも暑いからエアコン強くしてって頼んでいるのに、今日は踊らないから寒く感じますね」などと言い、バックステージスタッフたちの母性本能(?)をくすぐりもした。

ツアーを重ねるごとに、JUNG KOOKはみるみる回復し、約10日後の最後のパリ公演では、ステージを歩き回れるほどになった。

「K-POP時代を航海するコンサート演出記」より

この時の舞台裏の様子は『BRING THE SOUL』にも収録されています。

ロンドン公演でかかとを切ってしまい、踊れなくなったグクのエピソードは、わりと長めに映っていました。
ここでは、ナムさんが何よりグクのメンタルを心配していたのが印象的でした。センターが抜けることで、動きから何から変わってパニックになってもおかしくないのに、ひたすらマンネを気遣っている姿が優しかったです。

「【BRING THE SOUL】RETROSPECTIVE in Cinema 2024①【BTS】」より

感想

見慣れたVCRからの『IDOL』ですが、グクは椅子に座っての参加。
「僕は大丈夫です」と笑顔を見せてくれていて、ホッとさせられます。
今回、ジミンちゃんが前分け金髪ウェーブヘアで、天使っぽさ倍増しです!

NYに続いて、「事故防止のため、隣の人を押さないように気を付けてください。みんな友達であり家族ですよね?」とユーモアを交えて注意喚起がされています。

バンタンは、2014「BTS 1st Fan Meeting in Europe & South America」でドイツとスウェーデン、2016「KCON 2016 France」でフランスにちょっと来たくらいで、これまで欧州とあまり縁がなかったので、初の本格公演と言えます。在欧アミも興奮するでしょうね……。ご安全に!

『Save Me』+『I'm Fine』!
『I'm Fine』でジミンちゃんが手を伸ばすシーン、グクを見つめてますね。
今回のカメラ、テテがクサズの背に座るシーンがちらっと映ってて眼福です。ここ好き……!
ダンプラだと2:45くらいです、アミヨロブン!

『I'm Fine』=ラプラがテテの土台になってくれる尊い曲

ARMYに、「暑いですね! ……ARMYのせいですよ?」ってドヤ顔するユンギに頭抱えました。破壊力上がってない?

『Magic Shop』で、背中合わせに立ったクオズ。ジミンちゃんが後頭部をグリグリとテテに押し付けててかわいいです!

VCRからの『Trivia 起: Just Dance』。
リフトからステージへ飛び下りるだけで悲鳴を上げさせるホビがすごい。ジャンプする時、腕を斜め後方へ大きく広げ、足をぐっと引き付けて飛ぶから、全身に躍動感が漲ってていいのよ…!

ホビが上げた熱気を清涼な歌声が塗り替えていきます。今回はダンサーさんなしで、グクのみにフォーカスした『Euphoria』!

目を伏せて全力で歌に集中する姿を一生見ていたい

思わぬ事故により、椅子に座ってのパフォーマンスを余儀なくされたグクですが、歌に集中することで新しい課題と成長への道を見つけるきっかけを得た、という話を後日配信ライブでしてました。良かった探しができる子尊い。

グク中心に展開する『I Need U』。横一線に並ぶ時も、等間隔にグクが入るよう動くバンタンに、長年培った空間把握能力の確かさを感じます!

『Run』、アメリカに続きイギリスでも「サビの部分でジャンプです!」とARMYを指導していくナムさん。「Run、Run、Run」の軽いジャンプですら肌チラを忘れず提供し、リピートさせるジミンちゃんがたまりません。さすが技巧者。匠か。

この曲はフリー移動なのですが、メンバーが代わる代わるグクの傍に行き、一人にさせないようにしている様子に胸を打たれます。
NYでは特設ステージにがっつり7人集まってたので、カメラいじりが非常に多かったですが、今回は特設ステージとメインステージ中央にいるグクを結ぶ形で動線ができておりメンバーが散らばっています。

へそが世界を打ちのめす『Serendipity』。この曲、へそへそ言ってるけど、手首から先の動きも細かくて超キレイじゃないですか? 自分にしか表現できない美しさを十分知ってて武器にできる研究熱心さ、好きです。
途中、飛んできたシャボン玉を掴みましたね。妖精やな……。

こんなに他人のへそに注目したのは人生初めてです

相変わらずのカリスマを見せつける『Trivia 承: Love』。
ナムさんの後ろから撮ってるカメラが入ってるんですが、会場を埋めるアミボムの量と、それを一身に引き受けて怖じないナムさんの胆力に驚愕します。ファレルの「俺にはできない」を発言を思い出しますね。

ファレル:一般の人々には理解できないこともあるからね。君には無数のファンがいて、10万人のファンを前にした時に……。
RM:それは集団でしかなく、一人一人の表情は認識できない。
ファレル:凄まじいエネルギーが自分に向けられていて、君は「ジャンプしよう」と声をかける。
RM:みんなが一斉にジャンプする。
ファレル:思いっきりね。そして君が歌うと、みんな一字一句間違えることなく合唱する。その空気の振動を通じて、君は自分の行動が目の前の人々の人生に大きな影響を与えていることを実感する。そういう状況にどう対処すべきなのか、俺には想像もつかないよ。俺自身もそういう曲をいくつか作ったし、それをステージ上で歌う時、責任の重さに耐えきれなくて泣いてしまうんだ。そういう状態に近づくたびに、俺は条件反射的に一歩引いてしまう。
RM:それはなぜ? 重すぎるから?
ファレル:そう、ヘヴィすぎるからだよ。責任の重圧に耐えられなくなるんだ。だから俺は、君や君のバンドのメンバー、ビヨンセ、ジェイ・Z、カニエといった存在を心から尊敬している。毎晩のようにステージに立ち、あのプレッシャーを経験するなんて、俺には到底できない。

「BTS・RM×ファレル・ウィリアムス 赤裸々に語り合ったスーパースター対談」より
(YouTubeに対談動画もあります)

『DNA』で、テテがソロの時グクに手を差し伸べてます。笑顔が優しくてキュンとするわ……!

『メドレー』の曲が変更されてます。
初日の映像見たら北米版と同じだったので、グクのケガを受けて急遽変更したものと思われます。えっ、バンタンの対応力、凄くない?

Day 1:Boyz with Fun, Attack on Bangtan, Silver Spoon, Fire, Dope
Day 2:Dope, Go Go, 血、汗、涙, Boy In Luv, FIRE

まさか韓国社会風刺曲『Go Go』をヨーロッパで聞くとは

これジンペンさんのFanCamなんですが、途中『Dope』でグクの回りで踊って笑わせてるジン君が映ってます。

もっとたくさん笑わせてあげたくなる笑顔

『FIRE』開幕時に踊り狂うジミンちゃんが最高!
踊れないグクの分も自分が引き受けようと覚悟しているのか、気合が入っていて素晴らしい。

『Airplane Pt.2』、いつもグクがいる中央の椅子には、足首を膝に乗せたジミンちゃんがスタンドマイク握って座ってます。カッコいいわ……!
ホビによるテテの尻ペンはなく、代わりにテテが会場へアピール飛ばしてます。何で毎回尻ペンの定点観察をしてるんだ。いやぁついw

VCRからの『Singularity』、ジャケットちゃんとのシーンでは指先の表現力が増していて、ゾクゾクします!! 最近ジャケ子に人格を感じ始めました。この子はシャイだと思う。
今回、衣装の袖口についてる黒いリボンを弄ぶなど、小道具として使ってます。引き出しが多いな……!

毎回違う姿を見せたいと言ってたテテ。シーンコレクションDVD出してほしい。

『Fake Love』、ナムグクが楽しそうに絡んでると思ったら、ホビヒョンも指さしアピールしてグクを笑わせてますね。かわいい。

「落石BAD END→SIN」という謎展開のVCRですが、この時のSIN映像はジン君が「黒ジャケットに銀のチェーンベルト」で、肩から腰へ絞られるラインが非常に引き立ってます。しかもコーンスープみたいな色合いの金髪が、柔らかく頭の形に添ってて、触りたくなります。
2人がごっついアップでカメラに向かって歩いてくるものだから、ドギマギしながら「SUGAって右目がちょっと吊り気味だから猫っぽさ強いんだな」などと考えてしまいました。

SUGAのアイドルステージ『Trivia 轉: Seesaw』は、一瞬クールに務めておられるように見えるのですが、ARMYに投げる視線が笑ってて、ノリノリであることが伝わってきます。好き( *´艸`)

普段はその美貌を雑に扱うこともあり、ナムさんを「僕がその顔だったらそうは扱わないのに」と嘆かせたジン君が、全力で己の美を解き放ち会場中を平伏させる『Epiphany』。
この曲、ジン君笑わないですよね。歌詞だけ見たら、笑顔で観客に語り掛けてきてもいいように見えるのに、ものすごく強いまなざしで「完璧でなくても、とても美しいんだ。僕が愛すべき、ただ一人の僕」と歌い上げてくる。
その姿は決意表明のようにも、「僕」を愛するための戦いを覚悟した戦士のようにも見え、非常に印象的です。

心なしかいつもより憂いを増した『The Truth Untold』から、緑のレーザー光線に導かれたラプラの『Outro: Tear』。そして、世界が大好き『Mic Drop』!
ホビが時々グクテテや両翼を従えて踊りますが、これ身長のバランスが合うので護衛感が出て好きです。ジミンちゃんやユンギが少ない気がするのは、次のソロパートを受け持ってるパターンが多いからでしょうか。

ジン君が「마지막 인사야(最後の挨拶だ)」って歌ってる時、横で薄笑いしてるジミンちゃんがヤバくていい。この顔で「おまえは僕を失ったんだ」とか言われたら死にますね。
この曲の間、グクが見えません。どこにいるのかな?

VCRの後、『So What』でジン君がまたマンネを笑わせに行ってますw
グクは少し歩くくらいならできるようで、ジン君と元気な方の足でホッピングも交えつつ特設ステージへ。

テテがソロ中、正面に立たせたジミンちゃんに手を添えてます。こっち向いて、みたいに両手でチングを自分の方へ向き直らせた瞬間、長兄が間に割り込んできて場所を奪いました。何事www
これはこれで嬉しそうな顔になるテテ。華麗にターンして位置移動するジミンちゃん。おでこくっつきそうなほどの至近距離でカメラアピールする世界一の顔2つ。悲鳴は上がるわ金テープは飛ぶわで、大騒ぎです。

大英帝国が揺れたわ

クルクルスピンしてるジミンちゃんの後ろで、一緒に回ってみてるSUGA。何回か回転してみせた後片膝をついて座り込み、やりきった感を漂わせております。この人たまに芸に走るよねw

『Anpanman』で盛り上がった後はコメントタイム。SUGAの指に、「SUGA」って文字になってる指輪がハマってて面白い。ほぼメリケンサックなんよw

グクのコメント時は応援の声援がすごくて、声が聞こえないほどでした。後ろに眼鏡オールバックの両翼が立ってて、完全にボディガード状態。
ナムさんのコメント中、拳タッチしようと手を出したのに、気づかないナムさんにスルーされたジミンちゃんが不憫かわいい( ;∀;)

『Answer: Love Myself』のイントロ中、ようやく拳タッチに成功したミニモニ。諦めない🐥が尊いわw
ドハンサムな公務員パパかクラーク・ケントみたいなルックスのジン君から響き渡る高音にはビックリさせられます。

ジン君の声質の高さは際立ってて、他のメンバーとは楽器の種類が違う印象

最後まで頑張って公演を務め上げたグクと、セトリを変更して仲間が抜けた分まで歌い踊るメンバー、どちらも愛しくなる公演でした。隙あらば笑わせにかかる長兄、大好きです!
次はフランス編でしょうか。あっ、もしかしてテテが声出なくて泣いた回?(´・ω・`)
勇気が出たら見ます~。

おまけ

ベルリン公演直後のグク配信(2018/10/17)。
ケガをした時の状況や気持ちを振り返ってます。


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音色
コーヒー一杯奢ってください( *´艸`)