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じぶん色

人はノートに彩りを与え続けている。
ある意味デザイナーなのかもしれない。
人によって色、デザイン、厚さ、大きさ、長さ、全てが違うこのノート。
まっさらだった僕のノートも、随分と沢山の色が重なっている。
決してきれいとは言えないかもしれない。
けれども、僕はこの色が好きだ。
誰とも被ることのないこの色が好きだ。
これから先このノートがどれほど厚く、大きくなるかは誰にも分からない。
ただ、希望や欲望を乗せて走るサラブレッドのように
今日も僕らはノートに彩りを与えている。



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