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モテないけど人にはモテる

今日はこの話をしたいと思う。つい、先日私の誕生日パーティーがあった。それは私のサークルの友人がサプライズで計画してくれたもので、たくさんの同期、後輩に祝われた。
ここで思ったのは、自分がやってきたことは間違いではなかったこと。無駄ではなかったこと。だ。
私も、大学に2年間いるうちに随分と人前での振る舞い方が良くなったようで、あまり他人と関わりたくない本音を持ちながらも、他人に興味がある態度、あまり関心がない話を関心があるように見せる態度。そんなものが自分のなかで育まれてしまった。(ここでは皮肉的にしまったを使うことにする。)
つまり、ここからわかるのは、自分があまり大人数と関わることと争いごとを好まない性格であるということだ。
そんな葛藤を抱えながらサークルに明け暮れ、他人がやりたくないことを率先してやろうとするものだから、当然自分への不満や周りへの不信感も大きかった。「なんでもっと楽しめないのだろうか。」、「周りの人を信じられないのだろうか。」と。
けれど、そうやって無理して振る舞っているうちに無理が無理じゃなくなっていること、そんな自分についてきてくれる仲間がいることに気づいた。
「いつもどこか必死で前のめり。」これは誕生日会ムービーの途中で友人が自分に残したメッセージである。…ようやく分かった。きっと自分のなかでこう在りたいという理想があってそれをずっと必死に追いかける自分に惹かれた人がたくさんいるんだと。
もう迷わない。これからも理想の自分を追いかけていく。10年後の自分が描く理想の自分は今の理想とは違うのかもしれない。けど、些細なことをいい加減にして過ごさないようにする。そうすればきっとどこにいても人はついてくる。
「モテないけど人にはモテる。」とても言い得て妙な表現であると思う。「いい人」止まりな私が「いい人」で無駄ではなかった。そう思えたのが昨日のことだった。

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