見出し画像

真面目な人ほどパワハラ被害にあいやすい

真面目な人は、他責思考ではない。自分が悪いと思い込む傾向がある。そのため、悪質な管理職は、あなたに落ち度がないことでもあなたが悪いと思い込ませ、不必要な叱責をしてくることがある。あなたを心理操作してくるわけだ。

例えば、私は最初の会社で「お前は一生出世できない」と言われた。まあ、何度か昇進したのでそれは嘘だったのだが。「全く仕事ができない無能だ」と思い込ませることで、私を不必要に攻撃してきたわけだ。

他にも「俺はお前を守りたい。お前の味方だ。それだからあえて言う。お前は他社では通用しない」と言われたこともある。これも心理操作だ。「あなたの味方」だとわざわざ前置きする必要はない。結婚詐欺師の手口と似ている。不必要なまでに「愛している」と言ってくる奴ほど怪しいのだ。本当に愛しているのならば、言葉ではなく普段の態度や行動でわかる。あえて、言葉を強調してくるのは、何らかの意図があるからだ。真面目な人は人の言葉を信じやすい。相手の発言の意図を注意深く考えたほうが良いだろう。

一番悪質なのは、「ダブルバインド」を使ってくる奴だ。2つの矛盾するメッセージを何度も言われると、人は混乱して思考停止する場合がある。相手を思考停止させて、攻撃してくるのだ。いわば、部下をサンドバッグにしているのだ。

パワハラから身を守る方法をいくつか紹介したい。

第三者に相談する

労働基準監督署や家族などに、上司から言われたことを録音して聴かせる。第三者がどのように感じるのか。客観的な意見をもらえる。

心理学と法律を学ぶ

知識不足だと自分が悪いと思い込んでしまう。悪質な上司の手口を心理学や法律で照らすとどうなのか、冷静に考えることを推奨したい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?