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「もっと幸せに 働く」 ためのヒントをこの二冊から。

仕事選びに悩む方には是非読んで頂きたい二冊をピックアップします。

「自分に合った仕事って、死ぬときに振り返ってわかることだよね。」
「仕事は自己実現のための手段で、手段は時期などで変化するかも。」
「こんな自分でも社会に貢献できるチャンスが仕事にはあるはず。」
と仕事に対して、こう捉えている私ですが、
そんな私なりの、この二冊の活用を、内容と合わせてご紹介。

まずはこちら。ファッションバイヤーのMBさんが書いた「もっと幸せに働こう」

もうひとつはこちら。サイエンスライターの鈴木祐さんが書いた「科学的な適職」

「科学的な適職」の“適職”は、“あなたの幸福が最大化される仕事”と書籍では定義されていて、まさにこの二冊は同じ方向を向いた二冊だと思います。

読む順番

「もっと幸せに働こう」→「科学的な適職」の順番がおすすめ。


この二冊の流れに限らず、「もっと幸せに働こう」は、ビジネス・自己啓発の書籍を読む上でおさえておくべき基本についても触れているので、そういった書籍を読み始めた方は、早いうちに読んでおいた方が良いと思います。

簡単に内容紹介

「もっと幸せに働こう」
サブタイトルに「持たざる者に贈る 新しい仕事術」とあり、自身も持たざる者であった、と語るMBさんからの、MBさんが成長する中で得た、思考法やメソッドをメッセージとして投げかけています。
自身の経験を語るだけでなく、それの背景にある、人間の本質などにも触れており、再現性のある話が多く載せられており、「自分でもできるかも!」と、一歩踏み出す勇気をもらえる書籍だと思います。

「科学的な適職」
自分だけの適職を選ぶための方法が書かれたこの書籍は、サイエンスライターの著者が読了した10万の科学論文と、600人を超える海外の学者や専門医に行ったインタビューから、特に職業選択や人間の幸福や意思決定に関するものをピックアップし、さらにエキスパート50人への「適職を選ぶためのポイントは?」という質問を実施しまとめられた、エビデンスに基づき書かれた書籍です。

読んでアタマに浮かんだことを書き記す

そういえば、商品企画の仕事をしていたとき、マーケティングのフレームワークの勉強をしました。グロービス学び放題を毎日見て、日経ビジネススクール主催のセミナーに参加し、必死に理解して商品企画の際の分析などで活用したわけです。
そこで何が起きたかというと、その分析から、正しい答えを見つけようとした。
必死にデスクワークで分析をまとめ、正しい答えを出そうとした。
そして、そのまま経営陣へ商品化の提案を実施して言われたコメントは、

「良いけど、誰でも思いつきそうなプランだね」

頭の片隅では分かっていただけに、そのまま進めた自分が情けなくて・・・

やっぱり自分の感性を大事にしよう。
そしてそれを得られるまで、深く深く、ユーザーのことを理解しよう、と。
使う人のことを想い続けて感じた自分の感性であれば、間違いはないはずだ、と。

感性に間違いがないかどうか、それを確かめるために、念のため調べる。
その程度に、フレームワークは活用しよう、と。

話は戻りまして、今回の2つの書籍。

商品企画の際に学んだことを思い出して、
「自分の仕事を選ぶ企画を立案する」と置き換えてみると、

感性を大事に、自分を信じて前に進めてみよう、
うまく進むためのコツは教えてあげるよ、
というのが「もっと幸せに働こう」であり、

その決断、念のため確認してみようか。
確認のためのツールは用意してあるよ、
というのが、「科学的な適職」だと思います。

「科学的な適職」には、
① 仕事の幸福とは関係がない要素 →これで仕事を決めたらダメな要素
② 仕事の幸福につながりやすい要素 →適職に必要な条件
③ 仕事の幸福を破壊する要素 →やりがいある仕事を打ち消してしまうネガティブな要素
が書かれたあとに、適職を分析する方法が書かれており、
より良い決断をサポートする素晴らしい書籍になっているのですが、これだけを読むと私は、すごく慎重になり、一歩足が前に出にくい、石橋を叩いて渡るような心境になりました。商品企画と同じで、正しさを探す道を歩き始めていたかも。

しかし、同時期に読んでいた「もっと幸せに働こう」によって、背中を押されていたので、歩みを止めずに進めました。

自己分析をここ何年も続けてきたので、いまの直感はおそらく間違ってはいない。
でも念のため確認してみる?という感じです。

どちらの書籍も、仕事選びに悩む方へ紹介したい書籍となりました。
そして私は二冊併せて紹介したい。
最強のペアだと、個人的には思っています。


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