義務
ぼくが誰かを愛するのは、愛さなければならないからではない。
ぼくが誰かに優しくするのは、優しくしなければならないからではない。
ぼくが仕事をするのは、仕事をしなければならないからではない。
ぼくがカメラのシャッターを切るのは、写真を撮らなければならないからではない。
僕が生きているのは、生きなければならないからではない。
やりたいからやる。ただそれだけのこと。
やりたくないから、やらない。ただそれだけのこと。
そして、その選択の結果を、受け入れるまでだ。
つまるところ、生きることだって、義務ではない。
死ぬ自由だってある。
もし生きなければならないのであれば、息が詰まって死んでしまう。
そんなわけで、やらなければならないことはない。
改めて、そんなことを思う。
何にもしなくたって、いい。
その上で、何をしたいか。
そこに心が宿り、そこに生きる意味が生まれる。
そんなことを思う、あっつい夏の昼下がり。
暑い日が続きますが、無理なさらず、体を冷やしすぎず
スイカでも食べて、夏がいなくなってしまう前に夏を味わっておきましょう。
写真は2013年の葉山の夕暮れ。
海が恋しい今日この頃です。
お金のために何かをするのではなく、好きなことをしたことでお金を頂戴できると幸せです。僕という人間の存在に対して、サポートをしていただけたら、それほど嬉しいことはありません。よろしくどうぞ!