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行列があるラーメン屋にすぐ並んでしまう人は気をつけた方がいいかも。

こんにちは!

LINEの名前を安保睦@ソーシャルディスタンスにして友達に送ったら、公式アカウントに間違えられて返信が来なかった安保(あんぼ)です。(#ただ無視されてたんじゃないよ)

さて、

今回はみんながやっている事を自分がやってもそれは正しい選択なのかについて考えてみたいと思います。

このテーマを思いついたきっかけは僕が今読んでいる本「影響力の武器」に下記のように書かれていたためです。

社会的証明の原理です。これは、人はほかの人たちが何を正しいと考えているかを基準にして物事を判断する、というものです。この原理が特に適用されるのは、どう行動するのが正しいかを決める時です。特定の状況で、ある行動を遂行する人が多いほど、人はそれが正しい行動だと判断します。

僕も結構この原理が当てはまるなーと思いました。

オフィスの近くに毎日行列ができているラーメン屋さんがあったので、どんだけ美味しいのか気になり並んで食べてみました。そしたら、案外普通というかあんまり美味しくはなかったです。それが2件くらいありました。笑

また、僕はアマゾンでよく買い物しますが、他の商品を見ないで大体アマゾンのベストセラーを選んで買ってしまいます。

つまり、多くの他の人がやっていたり、買っている物を考えもしないで正しい選択だと思ってしまっています。

「影響力の武器」では他の人がやっているから、選択するは正しい事が多いですが、全部が正しい選択にはならないと警告しています。

本書の例で、普通の人が美味しくファストフードを食べているCMが流れると、ファストフードの消費量が多くなるとの事です。これは他の人がファストフードを食べているのを見て、自分が食べても正しい選択であると認識してしまい、消費量が多くなるとの事です。

また、自殺者のニュースが流れると、その後に同じような自殺をする人が増える研究結果が出たそうです。他の人が自殺した事を知り、自殺するという選択肢が正しいと認識してしまうため、同じような状況の人が自殺してしまうとの事です。

この社会的証明の原理は、ビジネスでも重要です。

キングコングの西野さんがVoicyでこんな事を話されていました。

Google アナリティクスやマーケティングが上手な人の話を聞いて、動くだけでは上手く行かない。マーケィング結果を元にやったら、みんなが同じようにやるので、結局競合が増えてしまい、激しい戦いになる。

つまり、マーケティング結果だけを元にしないで、自分で考えて行動しないと上手く行かないよとの事です。

また、株式会社オンデーズ 代表取締役社長 田中修治さんがYoutubeでこんな事を話されていました。

田中さんのお父さんも経営者で300人くらいの会社を経営されていたそうです。そのくらいの会社でも3つの派閥があり、社員からも他の派閥への不満を聞いていた田中さんはそれが嫌でした。そのため、管理職を決める方法を自分の会社では選挙で決めることにしたそうです。お父さんは選挙で決める方法をやっていなかったですが、自分の会社にはそれが必要だと考え実践したところ、社員の納得感が増して不満がなくなり、上手く行っているとのことでした。

これは他の人がやっているから自分もやるではなく、自分の会社では何が必要かを考えて行動したので上手く行ったのではないかと思います。

僕もよく他社ではどのようにしているかを考えてしまいますが、それでは間違った選択をしてしまうかもしれないですね。

今後は他社がやっているからではなく、自分の会社にとって何がベストな選択かを考えて行こうと思います。お客さんによっても、プロジェクトによっても、ベストな方法は変わってくると思います。

長くなってしまいましたが、結論としては他の人がやっているから正しい選択とは限らないという事です。

すぐ行列に並んでしまう人は気をつけた方がいいですね。(僕は2回も失敗しました)

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