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[エッセイ]やりたいことと限られた時間の狭間

20分弱歩いて、最寄り駅へ。

ごった返すというほどではないけれど
人が留まることなく一様に歩いている駅の改札。

ホームに降りたら聴こえる。
絶妙な音程のアナウンス
絶えない人々の足音
絶えず鳴り響くサイレン
電車のブレーキ音と発進の加速音

今日も通勤電車へ

家で探し物をしてたお陰で、いつもの電車に乗れなかった。
一本遅い電車に

そこそこ満員だけど、潰されない。
都心の通勤電車で、これは花丸。

でも、暖房と人の熱気と雨の日の湿気のせいで
どんよりとしている。
臭いはしていないのにカビ臭い気がする。

通勤電車は大好きだ。
巡り変わる景色と移動とゲームのような乗り換えが。

以前は30分の徒歩通勤をしていたが
工業団地の中の通勤は散歩好きな私の性にどうもあわなかった。

音楽を聴いてみたり、
所要時間を計測してみたり、
ルートを変えたり、寄り道をしてみたり
工夫を凝らしてみた。
だけども、どうもストレスに感じていた。

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当時の日陰のない道のりの文句を書こうとしていたら、急病人がいたので補助をした。

我ながらよく出会う。
放っておけない性格にも呆れる。

それもこれも、乗車率100%を優に越える都内の満員電車の人間関係と裏腹な湿った空気のせいだ。

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話が逸れた。

以前は片道30分徒歩だった通勤の時間。
今や片道1時間電車メインの通勤の時間になった。

単純に1日2時間、1日の10%を通勤に充てている。

出きることは限られる。けれども、楽しい。
こうしてnoteを書いて、
本を読んで、資格の勉強をして、
気力がない日はボーッとXを眺める。
とても楽しい。
別の言い方をすると、有意義とも言える。

1日はたったの24時間。
どんなに長生きしても私の人生はたかが100年。

でも望んだもの全部欲しい。
何一つ妥協したくない。
私は貪欲だ。

1日24時間。限られた時間で成果をあげたい。
そのリソースで出きることは限られてる。

定石は、"1つ"のことにリソースを注ぐこと。
成果を挙げてから他に波及すること。

沢山のことに手を出している現状も
"1つ"に集中できない気質も
知っている定石とのギャップが痛かった。

無理して"1つ"に打ち込もうとすると
疎かになっている"他"が頭によぎる。
そして、その"1つ"にすら
集中できなくなってしまっていた。

こうしてnoteを書きながら
やっと思い直している。

数時間、数日と短い時間単位でものごとに取り組む時間を割り振らないで、
数ヶ月、数年と長い時間単位で物事を割り振ってみることにする。

そうすると優先順位がはっきりしてくる。

"1つ"ではない、"他"も出来るだけ適度にやれる。

1日は24時間しかない。
出来ることが限られてるから。

まぁそんなわけで、
年内はお仕事の勉強頑張るので
更新控えめになりますね。

のんびりポツポツ続けるので、
忘れないでくれると嬉しいです。

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