おくすり記録をつけようと思う
お久しぶりです。ninniです。
転職をしたり引越しをしたり主治医を変えたり色々ありました。
前進した事も停滞していた事もありましたが、なんとか生きてます。
さて、今回は表題にもあるように「おくすり」について書きたいと思います。
私は20代半ばくらいから「双極性障害」と診断され、対峙してきました。
この障害は簡単にいうと気分が上がったり下がったりを繰り返すもので、「炭酸リチウム」と言う薬でその上下を抑えながら付き合っていくのが今までのベターな取り組みでした。
そして多分他に出来る事はあまりなかったのです。
Ⅰ型とⅡ型があって、私はⅠ型でほぼ完治と言うのはないようだ。
睡眠薬や抗うつ薬などを一緒の出してもらう事はあるが「双極性障害」に効果があるのは「炭酸リチウム」だけのようだった。
最初のうちはもっと即効性のある薬や療法などはないかと探したものだけど、ネットで調べていくうちに世界中で同じ障害で苦しむ人たちがたくさんいて皆さん同じような状況なんだとすぐにわかった。
リチウムは即効性があるとかないとか自覚した事はないけれど、やっぱり何年も欠かさず飲んでいると気分の上がり下がりや、人間関係のモヤモヤは安定した気がして、何と無く「治らないにしても、マシな状況なんだ。」と納得出来るようになっていた。
そんな矢先、主治医から「双極性障害の鬱の部分に効く新薬が日本でも処方出来るようになった。」と説明を受けた。
私からしたら青天の霹靂のような言葉だった。
諦めていた、もう受け入れていた、変わらない事、悪くならないけど良くなったりしない事。
鬱っぽくない明るい気持ちや、平常な状態をあまり自覚できない半生だったので、完治する特効薬ではなくとも「打つ手がある。」と言うことに感じた事もないありがたい気持ちになり、久しぶりに「生きたい。」とハッキリ思う事が出来た。
その薬は「ラツーダ」と言う薬で、日本では今年の6月頃から認可されたようだ。
私はまだ4日しか飲んでいない。だからこそ、記録する事を思い立った。
毎日飲んでいると自分でも変化に気付きにくいだろうし、良くなっている自覚や停滞している証拠を文字で残しておきたいと思った。
私にとっては備忘録でも、続ける事で誰かの役に立つ事が出来るかもしれない。同じ障害を持つあなたに、同じ障害かもまだわからない誰かの安心や希望、何かのきっかけの一旦になれたらと思う。
私はただの患者で、ただの成人女性、医者でもないし薬剤師でもない。
ただの体験記、私なりに調べた知識をストックしたい、それだけ。
私は昔、苦しくても心療内科に行けなかった。
その後、色々な処方薬をちゃんと飲まなかった。
カウンセリングをちゃんと続けなかった。
たくさん遠回りをして、色々な人に助けてもらって今ここまできた。
今回もらった「ラツーダ」が自分に合うかはわからないけど、毎日記しながら皆さんと一緒に進んで行こうと思う。
普段の気分、状態などを書いておきます。
・昼頃まで眠い、起きられない
・夕方まで気分がすぐれない、やる気が出ない
・夕方から活動意欲が湧く
・夜はなかなか眠れない
・タバコは吸わない、お酒はたまに飲む
ラツーダ 1日1回、夕飯後30分以内に飲む
気分指数をMAXを5として付けていく
2020/10/3 1日目 4.7 新薬をもらって気分が良い/飲んだ後眠くなる?
2020/10/4 2日目 4.7 昼間少し気分が良い/飲んで1時間後くらいに眠くなる
2020/10/5 3日目 3.8 落ち込む気持ちが少ない気がする/飲んだ1時間後くらいに眠くなる
2020/10/6 4日目 4.0 昼間も割と元気/眠くならなかった
…こんな感じで、今後は1日ずつつぶやきで記していこうかと思います。
しばらく、noteから離れていたけど、今回のことだけではなく色々と書いていこうと思うのでよろしくお願いします。
ninni
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