月光をして…
夜寝してしまって今さっき起きました。
これからまた寝るのか?寝過ぎじゃないのか?問題があるので、とりあえずYoutubeを開いたら(見すぎ☆)
宇多田ヒカルさんの「サントリー天然水 "光も風もいただきます"篇」のCMが流れてきて、その中で朗読されていた詩が気になったので調べてみました。
こちらのCMです。
<30秒版>
<60秒版>
国木田独歩の詩、元はワーズワース
「月光をして汝(なんじ)の逍遙(しょうよう)を照らさしめ、山谷(さんごく)の風をしてほしいままに汝を吹かしめよ。」
これは、国木田独歩が明治33年に書いた小品「小春」の一節で、ワーズワースの詩「ティンタン寺より数マイル上流にて詠める詩 (A Few Miles above Tintern Abbey, On Revisiting the Banks of the Wye during a Tour. July 13, 1798)を引用して書かれたものだそう。
「月に照らされるままに、好きにぶらぶらしたらいい。山や谷の風に、好きなように吹かれたらいい。」
もっと言うと、
「月に照らされるままに歩け。風に吹かれるままに生きよ。」
という風に訳せるかなと。素敵。
ちなみに原文はこちら。
“Therefore let the moon
Shine on thee in thy solitary walk;
And let the misty mountain winds
be free to blow against thee.”
※"thee" =汝(なんじ、そなた)を、"thy"=汝の、という意味
宇多田ヒカル「誰も知らない」
同時にバックに流れていた宇多田ヒカルさんの曲も気になりました。
5/29(金)リリースの「誰にも言わない」という新曲だそう。
いくつもの出会いと別れ 振り返って、思う 一人で生きるより 永久(とわ)に傷つきたいじゃん そう思えなきゃ 楽しくないじゃん 過去から学ぶより 君に近づきたい 今夜のことは 誰にも言わない Boy you know what I need I just want your body One way street 照らす月と歩いた 好きな歌 口ずさみながら やりたくないことも…(作詞・作曲 / 宇多田ヒカル)
こちらもまた、素敵。
早くこの歌を聴きながら、夜道を散歩したいなあ。