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仕事を辞めたら適応障害は良くなるのか?
こんにちは。あんこです。
小学生の子ども2人を抱え、月に80時間の残業、土日はワンオペ生活をしていたら適応障害になりました。
3ヶ月の休職期間を終え復職しましたが、たった1日でその後また職場には行けなくなりました。
そしてそのまま退職しました。
適応障害は、ストレス要因を取り除くと軽快すると言われていますが、本当にそうなのか?
自分自身の経験を踏まえて考えたいと思います。
適応障害になるまでの生活と現在に至るまで
上記のとおり、月80時間の残業と子どものこと、必死に生活をしていたら、あっという間に適応障害になりました。
脳みそにモヤがかかっているような、
頭が働かない感覚が数ヶ月続きました。
夫の名誉のためにも言いますが、
夫は子どもたちの学童の迎え、夕飯づくり、洗濯、掃除、習いごとの送迎、平日の家庭のことをほぼ100%こなしていました。
それでも、私は食べることができなくなり体重も5か月で7キロ痩せました。(これは私にとって驚異の減量です!)
子どもの習いごとの先生から「中学生みたいですね」と言われるほど若返りました。
私、7キロ痩せると中学生のようになるらしいです。笑
それから3ヶ月の休職を経て復帰しました。
復職2日目からは、仕事に行こうとすると涙が流れて顔がぐしゃぐしゃ。
途中で帰ってきてしまい、
職場までたどり着くことができなくなりました。
まさか、自分がこんな状態になるとは。
上司に退職の意向を伝えて、退職。
現在に至ります。
休職してからの体調
医師からは「今のあんこさんの状態は、脳の炎症反応なので寝てください。寝て治します」
と言われていました。
ですので、休職してすぐの頃は、たくさん寝ていました。
そして、好きなお菓子を作りをして、学校へ通う子どもたちの帰りを待ちました。
好きなことができていたので1ヶ月もすればすぐに良くなる
と思っていました。
結局そんなことはありませんでした。
お正月休み=ノンストレス?
休職していたので、12月をゆっくり過ごすことができたのは働きだしてから人生で初めてのことでした。
少しずつ家の掃除をし、年末年始を迎えました。
とてもゆっくりと心穏やかに日々が過ぎていきました。
心に余裕があるので子どもたちのけんかも会話もイライラすることなく、むしろ客観的におもしろがって見ていることができました。
おせち、お雑煮は作れない
休んでいたのに、退職したのに、
今年はおせちもお雑煮もやる気がなく、作りませんでした。
それでもまあいいや、と思えました。
去年までは、「やらなきゃ」と「やりたい」が共存していたように思います。
子どもたちにおせちの意味やおせちを食べる習慣を伝えるべくやっていたことですが、一年くらいしなくてもいいだろう、と思えました。
ノンストレス生活→ちょいストレス
お正月、夫の実家に行く前に憂うつで涙がツーっと流れました。
イライラもしていました。
はい、ストレス反応ですね。
夫の両親は優しい人です。
子どもたちの面倒もよく見てくれて、嫁の私にもとてもよくしてくれるのです。
夫がいなくても子どもを連れてフラッと行ったりするし、子どもを預けることも多いです。
それでも気を遣いますよね?
まあ何もしないのですが。夫の実家に行くということと、
お正月になると昼間から夫がお酒を飲むので、
それにもイライラしていました。
これには毎年イライラしていたように思います。
仕事の時の涙と同じでした。
退職してもまだ治ってないんだ、とショックでした。
こんなところにまでストレス反応が!
もうあなた、出てこなくていいです!
仕事やめたんだし、勘弁してくれー!
と思いました。
それでも普通に夫の実家には行きましたよ。
適応障害は仕事を辞めるとよくなるのか
結果から言うとストレス要因から離れると体調は良くなるというのは本当ですね。
心がフッと軽くなる感覚です。
仕事の心配ごとや不安なことを家で考えることがなくなるので、今の私にはとてもよかったと思います。
ただ、私の場合はまだストレスに弱いのかなと思います。
退職すると、軽快はしますが、完全に元には戻りません。(個人の感想です)
だからこそ、ストレスを抱えて爆発する前に
ストレスを受け流すことが重要なのだと感じています。
疲れたら休む、一時休んだとて対して何も変わりません。
これを読んでくださっている方の中に体調の優れない方がいたら、このことを忘れないでくださいね。
疲れた〜と思ったら
・寝る!
・そういうもんだ、と思う
・自分は今不安なんだ、と不安を受け入れる
・目を閉じて5分間呼吸をする(5分もたなかったら寝たら休んだりしてくださいね)
日常から上記のことを続けていく。
うつ状態は脳の炎症反応なので、疲れたら寝る
その繰り返しで爆発を防ぐのが1番だと、今の私は思っています。
私はまだ完全復活までに少し時間がかかると思います。
ゆっくり抱えながら歩いていくことでしょう。
今回も読んでくださりありがとうございました!
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