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人生で1番きつかった大学受験の話

お世話になっております。あいんぶらっくです。
2025年1本目の投稿はなにを書こうかと考えていました。この時期といえばというテーマにしたいなと。もうすぐ大学入試の第1関門である共通テストがあるということで、僕の受験生時代を振り返ってみようと思います。


1.はじめに

まず、僕の大学受験は失敗続きでした。国立志望でしたが、練習も兼ねて受験した私立大学は滑り止めを除いて全落ち。前期試験も失敗。後期試験も一旦失敗(「一旦」の意味は後ほど)。壮絶な受験生生活でした。
ここでは心構え的なメンタル面の経験談をお話します。全受験生に届け!


2.なぜ大失敗したのか

受験した大学のほぼ全てに不合格となった僕。なぜ上手くいかなかったのか。僕が思うに3つの理由があります。

まず最初に、油断です。模試でもそれなりにいい判定が出ていた僕は、国立志望だったこともあり、かなり私立受験を舐めていました。国立前期試験も圧倒的得意科目の英語1科目のみ。本当に舐めていました。
自分に自信を持つことは悪いことではないと思います。むしろ、入試の場では必要な心です。しかし、慢心しきっていたのがまずかったですね。

次に、切り替えができなかったことです。そこそこの進学校に通っていた僕は高校3年間という青春のほとんどを勉強に費やしたといっても過言ではありません。全てはセンター試験で高得点をたたき出すため。そのくらいセンター試験に懸ける思いは強いものがありました。しかし、そこで大失敗。全く切り替えられぬまま、2月上旬の私立大学受験を迎えます。気持ちを切り替えられず、勉強の効率も落ちてしまっていました。全落ちです。今度はそこを切り替えられず、前期試験へ。そして失敗。失敗を引きずってしまったあの時間がなければ...。切り替えの大切さを学びました。

最後に目標を下げたことです。第1志望のE判定が続き、もう嫌になっていました。もう高3なのにというプレッシャーもありました。僕は、ワンランク落とした志望校に変えたんです。そうすると良くないゆとりが産まれました。完全に勉強量は減ってしまったように思います。模試の判定はあくまで参考程度。目標以上は叶わない。目標を下げることなく頑張ることもかなり大切かと思います。


3.モチベの維持

つらい受験生生活の中で、モチベーションを維持するおすすめの方法は「入りたい部活・サークルを調べる」ことです。今はしんどくても、頑張って合格してここに入って大学生活謳歌するんだ!入学後の「華の大学生生活」を想像して、モチベを維持して頑張ってください。


4.前日の過ごし方

当日、かなり緊張します。なので前日からイメージトレーニングすることが大切です。朝起きてから試験場に行くまでのイメージをして、流れを想定しておくんです。7時に起きて、眠い目をこすりながら前日に買っておいたパンを食べる。顔を洗って服を着替えて...的な感じです。それくらい細かくイメージします。そうすれば、全て1度考えたコースで試験を迎えるわけです。何かあっても「想定内」。大丈夫です。

あと、当日も試験が始まるまでは最後の悪あがきをしてやりましょう。もうここまで来たらやったって意味がない。あとは自分を信じよう...と早くから思うのではなく、直前までやっておくと、意外と「あ!これさっき見た!」もありますよ。


5.最後に

失敗ばかりの受験生生活でしたが、1つだけよかった点があると思っています。折れずに最後まで頑張り続けたことです。落ちても落ちても毎日コツコツ勉強を続けていました。その結果最後の最後に報われる瞬間が訪れました。

この話の冒頭で、後期試験に一旦失敗と書きましたが、後期試験の結果としては不合格だったんです。しかし、忘れもしない3月30日。その日は追加合格者の発表の日で、朝8時半以降に対象者には電話があるという話でした。早く起きて電話の前で待機していました。まだ可能性が残されているなら、その可能性に懸けたかった。8時半になった瞬間、1本の電話が。半分涙を堪えながら電話を取ると、「○○大学△△学部□□学科 入試課です」と。辞退者が出たので追加合格にしたいと告げられました。涙が止まりませんでした。ようやく報われた気持ちになりました。どんなに辛くても、頑張り続けていれば報われる時は来るんだと感じました。

受験生の皆さん。体調だけには気をつけて、悔いない受験生生活を過ごしてください。報われる瞬間は必ず訪れます。きっと大丈夫。心より応援しています。

読んでくれてありがとうでした。

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