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新宿野戦病院

2024年7月3日、宮藤官九郎最新のドラマがフジテレビ系列で放送されました。『新宿野戦病院』です。
宮藤官九郎が初めて手掛ける医療ドラマで小池栄子仲野太賀がW主演を務め、仲野太賀ら『虎に翼』出演俳優が出演することあって話題になっています。

小池栄子さん&仲野太賀さんがダブル主演!
オリジナル脚本・宮藤官九郎さんによる
初の医療ドラマ!
新宿・歌舞伎町が舞台の笑って泣ける
“救急医療”エンターテインメント!

フジテレビでは、2024年7月クールの水曜22時ドラマ枠(毎週水曜・22時~22時54分)で、小池栄子さんと仲野太賀さんのダブル主演で送る新宿・歌舞伎町を舞台に“命”をテーマにした新たな“救急医療エンターテインメント”ドラマ『新宿野戦病院』を放送することが決定いたしました。小池さん、仲野さんともにフジテレビGP帯初主演にして本作で“ダブル主演”を飾る。さらに、本作で初共演ともなる2人が新ドラマで新たな役どころに挑戦します!

本作は、脚本家・監督・俳優・ラジオパーソナリティー・ミュージシャンなどあまたのジャンルで幅広く活躍する宮藤官九郎さんによる完全オリジナル脚本。宮藤さんは、テレビドラマ『木更津キャッツアイ』(TBS系・2002年)、連続テレビ小説『あまちゃん』(NHK・2013年)、大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』(NHK・2019年)など話題作の脚本を多く手がけ、今年放送された『不適切にもほどがある!』(TBS系・2024)のヒットは記憶に新しい。フジテレビにおける宮藤さんのオリジナル脚本は『ロケット・ボーイ』(2001年)以来、実に23年振り。また、宮藤さんとは『ロケット・ボーイ』をともに作り上げた『救命病棟24時』シリーズ(フジテレビ系・1999年~)、映画『仕掛人・藤枝梅安』(2023年)シリーズなどを手掛けた監督・河毛俊作たっての熱烈オファーの末、今回の強力タッグが実現となりました。

新宿・歌舞伎町にたたずむ病院を舞台に、ホストやキャバ嬢、ホームレス、トー横キッズ、外国人難民などさまざまなバックボーンを持つ“ワケあり”な登場人物たちが交錯する社会の構図をテーマとし、官九郎節ともいえるときにユーモアを織り交ぜながら、さまざまな悩みや問題を抱えながらも人生を強く生きる人たち・仲間・家族を通して、「命」の尊さを投げかける新たな救急医療エンターテインメントをお届けします。

物語は、新宿区歌舞伎町の路地にひっそりと建つ『聖まごころ病院』。その土地柄、救急外来を訪れる患者の多くは、貧しい路上生活者や在留外国人、ホストや風俗嬢など、一般の病院と違い、その特殊な“ワケあり”背景を持った患者たちが集う。そこに、突如としてアメリカ国籍の元軍医である謎の女性が歌舞伎町に降臨する。彼女は、軍医経験を持つ女医のヨウコ・ニシ・フリーマン(小池栄子さん)。やがて彼女は、歌舞伎町で繰り広げられるさまざまな闇を明るく照らし出す存在となっていく―。そして、年老いた叔父の病院に勤務する美容皮膚科医の仲野太賀さん演じる高峰享(たかみね・とおる)がヨウコと出会い、歯車が動き始める―。時代とともに大きな変貌を遂げていく歌舞伎町の中で、ポツリと小さく存在し、取り残されたボロい病院。ネオンを光らせ、人々の欲がうごめく夜の街・歌舞伎町の中で生きる人たちに、小さな病院の光が、ひとつの心のよりどころとして、病院にいる個性豊かな医師たちとともに街に明かりをともしていく―。

フジテレビ 『新宿野戦病院』

解説

ドラマは東京新宿、アジア最大の歓楽街・歌舞伎町を舞台に24時間体制を敷く没落寸前の病院で繰り広げます。

歌舞伎町には風俗営業の従業員(ホスト、キャバクラ(この呼称大嫌い!)等)、街娼、観光客、外国人、NPO職員らがおり、そこに日系アメリカ人女性が登場することからドラマが始まります。

日系アメリカ人、ヨウコ・ニシ・フリーマンは軍医として戦場で多くの兵士を治療してきた女性で英語と岡山語を操り患者の治療に当たります。しかし彼女は医師であるもの日本の医師免許が持っておらず「無免許」の状態に置かれています。そのヨウコ・ニシ・フリーマンを小池栄子が演じています。

もう一人の主役・高峰享(たかみね とおる)は「聖まごころ病院」の美容皮膚科医で3代目院長・高峰啓介柄本明)の甥にあたり、父・高峰啓三生瀬勝久)と共に病院を美容クリニックに生まれ変わらせようと野心を抱いています。彼は医療より出世と名声を求め派手な遊びを繰り広げる生活を送っていました。

ある日、泥酔で病院に運ばれてきたヨウコとヨウコを助けたNPO法人代表・南舞(みなみ まい 橋本愛)の出会いで享の人生は大きく変わります。

放送前から話題になり先に触れましたが『虎に翼』出演俳優が当該作品に出演します。ホームレス、難民、生活困窮者、初めて知りましたが「トー横キッズ」(東宝の横にたむろする青少年の意味)といった現在の社会構造が生み出した人物と彼らを取り巻く社会問題を医療の視点で伝えようとします。

ただ塚地武雅(ドランクドラゴン)演じる看護師長・堀江しのぶ(失礼ですがどこかの上品なおばさまかと思いました)の設定説明 −「男か女かわからない」‐ はいただけません。トランスジェンダーと伝えたほうが適切です。宮藤官九郎がどう考えたかわかりませんが説明不足で残念です。

今、回数を重ねるにつれて注目を集めているのは確かです。

※ 2024. 7. 22 追記
※ 2024. 7. 31 追記
※ 2025. 1. 29 追記



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今紫
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