来年こそ目標達成する方法② ー習慣化する為のマインド作りとコツー
目標達成を妨げる罠
「2021年こそ設定した目標を達成したい」と考えている人が多いと思います。
年末に一年を振り返り、当初掲げた目標に対してどれだけ達成できたでしょうか。
おそらく、今見てくれているあなたは達成できなかったのではないでしょうか。
しかし、見てくれているという事は来年こそは!と思っているはずです。
今回は今年こそ目標を達成して一歩進化した自分になるための方法をご紹介していきます。
あなたが今、目標を達成する為に必要なものは以下のものだと考えていませんか?
・時間に余裕をもって努力すれば、達成できる。
→夏までにダイエット成功したいから、今のうちに筋トレ・ランニングしよう
・強い決意をもって毎日努力を欠かさなければ達成できる
→毎日英単語を10個覚えて来年こそ英語を話せるようにしたい
・今年達成できなかった分、来年は今年+αの目標を設定してチャラにしよう
→今年3kmランニングできなかったから、今年は毎日5km頑張って未達成分を帳消しにしよう
など考えていたら、今後も今年同様、未達成のまま終わるでしょう。
自分の目標設定の甘さと厳しさのあまり2月頃には挫折して残り10か月を棒に振り年末には何を目標にしていたのかを忘れているでしょう。
目標未達成の場合についつい考えてしまうようなことが、今年も目標未達成に終わる最大の要因になります。これこそが目標未達成の罠です。
自分で掲げた目標を達成できるようになれば、自分の成長を自ら認める事が出来ようになり自己承認が高まり成功の連鎖へとあなたを導くことができます。
エネルギーを注ぐ「時・物」を限定する
目標達成するために重要なポイントは4つあります。
・マルチタスクの目標を掲げない
・過剰な目標設定を行わない
・走り続けない!休息日を設定する
・やるべきことの選択肢に幅を持たせる
全部できる必要もないのですが、これらを意識することで目標達成に大きく近づくことができます。
一つずつ紹介していきます。
まずマルチタスクの目標を掲げないですが、目標設定時に失敗するあるある設定です。
目標を考えている時はモチベーションが最も高く、意志力がかつてないほど高まっています。
しかし、その意志力は時間がたつほど低くなっていき、いつも間にか無くなってしまっています。
ただでさえなくなっていく意志力をいくつかの目標を設定してしまうと意志が分散されてしまい、どれにも集中できないくなってしまい結局未達成に終わってしまいます。
例えば、あなたは仕事中、今度の会議で報告する資料を作成している最中だとします。
皆に報告する為に様々な事を理論的に組み立て、四苦八苦しながら作成していますが、集中がピークに達していました。作業はあと少しで終了します。
そんな時に「ピコン」と新着メールのアイコンが点灯します。
新しいメールに気になっていますが、今まで集中していたあなたは確認するのを後回しにしようとしますが、内容が気になりついつい見てしまいます。
何てことない内容でしたので作業に戻ろうとしたところ、お昼明け直前に見ていたネットニュースが目に付いてしまい、ネットニュースに意識を持っていかれてしまいます・・・
結局、ネットニュースも見てしまいそのうちに上司や取引先から話が入り集中力は完全に失られ、残業をして作業を完了させることになります。
このように仕事中であってもプライベートの状況下でもマルチタスクというのは意志力と集中力が分散されてしまい、結果として得るものは低くなってしまいます。
勉強中にスマホ画面にメッセージ通知が来たら、気になってついついスマホに手を伸ばしてしまうのと同じです。
新年に「今年こそは毎年先延ばしにしていたダイエットと英語の勉強・積読の本たちを片付けよう!」と息巻いてもこのマインドを変えない限りは例年同様未来の自分に期待して先延ばしをしてしまう事になります。
一つの事を終わらせる(達成する)事にエネルギーを注ぐことができたら大きな力を発揮することができるのです。
具体的にこんなことを決めてやってみましょう。
「英語を話せるようになる」
「理想の恋人をゲットする」
「年収を上げるために副業を始めてみる」
と、一年で自分のするべきことを一つに絞り設定してください。
など自分の目標を1点に絞り、そのための手段をたくさん作るのです。
手段がたくさん作っても、目的が1つであればマルチタスクにはなりません。
あれもこれも・・と頭でごちゃ混ぜにならない為に、「○○の為に◇◇する」と整理していきましょう。
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次は過剰な目標設定を行わない。
目標を設定する際に起こりがちな事は未来の自分に期待し過ぎて過度な設定をしてしまい達成できない事です。
・来年は月収1000万を目指す!
・1か月後に腹筋を割り細マッチョを手に入れる!
何の根拠もなく大きめの目標を設定してしまい、着手した時点で到底達成できない事を知り早々に挫折してしまうパターンです。
達成するための根拠を明確にする必要があります。
根拠もなく発言するのではなく、あくまで達成することが重要なのです。
・目標としては、当社思いついた目標に対して半分程度を目標にしましょう。
1,000万→500万、
(もちろん、他にも達成するための根拠を検討しなければなりませんが・・)
・筋トレの効果については凡そ3~4か月かかります。
どんなに過酷なトレーニングをしても、1ヶ月では細マッチョにはなれませんし、慣れたとしてもオーバーワークで後々リバウンドや健康に支障をきたします。
走り続けない!休息日を設定する。
ダイエットを決意し、甘いものを食べない決意をしたとします。
甘いものは身近にあふれていて、コンビニやスーパー。街のスイーツ屋さんや頂き物など誘惑たくさんあります。
誘惑に負けたら最後、一口食べてしまったら関が崩れてドカ食いしてしまいます。
こうした挫折は色んな所にあって、習慣化を決意したランニングや英会話・勉強や筋トレが挙げられますね。
しかし、こうした挫折をはじめから織り込んでおくとどうでしょうか。
ダイエットしていても、一日だけは気にせず甘いものを食べていいと設定していたら他の日に食べる事もなくなりますし、急な挫折をすることもなくなります。
「10の倍数の日には甘いものOK」などとはじめからマイルールを設定しておくとその日まで我慢が出来ますし、ご褒美が待っている方が人は頑張れます。
この方法はチートデイを作る方法として、既に確立されており挫折を織り込んでおくことで目標達成しやすくする方法として知られています。
最後にやるべきことの選択肢に幅を持たせるです。
あなたはダイエットとマッチョになるために毎日腹筋を100回こなす事を決めました。
しっかりとできる日もあれば、今日はプラス50回出来た日もありあなたは毎日頑張ってきました。
しかし、毎日やると決めていたの、二日酔いや残業で疲れてできない日があり、毎日の日課が途絶えてしまいました。
新しく続けていた習慣が途絶えてしまうと、やる気が急にしぼんでしまい腹筋を辞めてしまいます。
そうして今年もダイエットもマッチョになるという目標を叶えることができなかった・・ (私も心当たりあり辛いです。。。)
重要なのは毎日一定の事をすることではなく、目標達成する事です。
しかし、習慣化をするためには継続してすることが大切になってきます。
そこで、やる事の選択肢を3パターンほど作ることを提案します。
モチベーションがある日は150回
モチベーションもなくやるのもつらい日は1回
モチベーションがないわけではないけど高いわけでもなく、未来への自分に投資したい日は50回とパターンを作っておくのです。
その日の自分の体調や都合に合わせて選択をすることによって、
習慣が途絶える事なく続ける事でモチベーションの低下を防ぐことができます。
新しい目標を設定する時は手段が一点になりがちですので、はじめから複数個用意しましょう。
目標達成=小さなことの積み重ね
目標達成に必要なことは「努力は毎日の積み重ね」である事を認識しましょう。
毎日コツコツ(もしくは自分の定めた一定のペースで)と続けていく事が目標達成には必須条件です。
ついつい私たちは「楽な方法に走る」という言葉を悪い事と認識してしまいます、楽=悪ではなく、サボってしまう事が悪なのです。
もっといい方法を見つけて手間を省き、結果楽をすることが楽をするという事。
続ける為に有効なテクニックがあるのですが、それは自分の手帳に継続できた日々をカウントしていくのです。
回数でも、続けられた日々の合計数を足していくのでもOKです。
毎日積みあがっていく数字があなたのモチベーションとなり、続けていく力になります。
また、途中でストップしてしまった場合でもリバウンドをできた証を残しておくのもいいです。
例えば
◎◎(今まで積み上げてきた数字) / (リバウンドした際に足す数字)
というように、積み上げてもリバウンドをしてもどちらにせよ数字を足せるようにするのです。
そうすることによって努力をする習慣が身に着き、自らの成長が実感できるようになっていきます。
目標達成には必殺技もロケットもない
今まで挫折をしてきたあなたであればわかっているはずです。
「目標達成には必殺技も、一足飛びでいけるロケットもない」のです。
楽を探求するあまり、工程を飛ばしに飛ばし、サボる方法を見つけては挫折をしてきたことが多いかと思います。
最終日に残した夏休みの宿題を一気に片付ける方法がないように、目標達成するためにできる裏技はありません。むしろ、そんなものは必要ありません。裏技で手に入れたことが出来たとしても単なるラッキーでしかなく、再現性もありません。
あなたがこれからやらなければならないのは、これまで紹介してきたことを実践していき、自らの力で得た目標達成と経験が自分を変えていくのです。
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