目標管理入門
著者: 坪谷 邦生
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日:2023/4/21
著者の坪谷さんと交えてオンラインでのお話会にIさんからお誘い頂いた
目標管理のよくある誤解や日本の目標管理の歴史、実際の企業の例などがあってわかりやすい。
ドラッカーの目標管理とOKR、KPI、誤解された目標管理の位置付けが図解されていてなるほどと感じた。
目標管理を組織的にうまく使うようになるにはどうすればいいかと悩んでいる組織の人におすすめ。
他の参加者も自分の組織での悩みがあるようだった。
自分としては個人の成長と組織への貢献だけでなく社会への関係について質問を投げかけた。
それは自分が個人の成長ややりたいことが組織への貢献に繋がりそれが社会にも繋がるという実感を持ちにくいように感じているため。
坪谷さんからは
ツボ032にある「葛藤克服型」の目標管理と052の「上昇の幸せ」と「充足の幸せ」について紹介された。
そして上司や会社に変わって欲しいという前に自身がやれることもあるのではないか?と話された。
これは本当にそう思う。
「参加型社会」にも通じる考え方だと思った。
自分ごととして課題を捉え自分は何ができるのか考え実践することが大切だと思う。
目標管理入門も坪谷さんの熱い思いが込められていることを感じた。
目標管理は自分ができることするためにうまく使って自分を振り返ったり悩んだりしながら実践するための支えになるようなものだと感じた。