雑誌『土の香』に投稿していた「偽史」の関係者
先日投稿した記事に関連してうわずら文庫様で加賀紫水の編集していた雑誌『土の香』第100号の目次を読んでいたところ、この号に織田善雄という人物が「養蚕に因む民間信仰の話」という文章を投稿していたのをたまたま見つけて驚いた。この織田善雄という人物は以前神保町のオタ様のブログ「神保町系オタオタ日記」の以下の記事を読んで柳田国男と交流があった人物として頭の片隅にあった。
上記の記事によると、織田は柳田に竹内文書に関して話したり「エヂプト文化の前代が日本の神代文化であつた」と主張したりしていたようで、現在の視点でみるといわゆる「トンデモ研究者」であったと言えるだろう。一方で『土の香』に投稿している論文のタイトルから判断すると、民俗学の研究も真面目に行っていたようにもみえる。また、短歌雑誌の発行、テニスもしており、多趣味な人物であったらしい。織田に関してTwittwer上に投稿したところ、MR様より織田は名古屋温故会という団体に所属していたとご教示いただいた。織田もそうだが、この名古屋温故会という団体も謎が多く興味を惹かれる。(そしてどんどん脱線していく。。。)
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