コーヒーと音楽 Vol.297 - Sigur Rós
Sigur Rós - Inní mér syngur vitleysingur
芽吹きを感じる季節となりました。
山々は青く、ツバメがやってくる季節。
電車に乗っていたらふと、Sigur Rós の Inní mér syngur vitleysingur という曲を思い出しました。
瑞々しさと凜とした雰囲気のある大好きな曲です。
2008年にリリースされたSigur Rósの5枚目のスタジオアルバム「Med Sud I Eyrum Vid Spilum Endalaust」に収録されています。
Sigur Rósは1994年あたりにアイスランドで結成されたバンド。
アイスランドといえばBjörkを思い出される方も多いかと思います。
BjörkにもSigur Rósにも共通する世界観があります。それはアイスランドという国、土地、文化から成るものなのでしょう。
両者に持つぼくの勝手なイメージは「つらら」です。寒さが無ければ見られないもの。光が当たると宝石のように輝くもの。そしてその存在を見つけた時の心躍るような感覚。
今回紹介する曲「Inní mér syngur vitleysingur」の英語での対訳の歌詞を読むと、自己の内面を歌った曲ということがわかります。
抑えられないようなどうしようもない感情に向き合って紡がれた詩とメロディーです。
↓この曲には「かいじゅうたちのいるところ」と同じ世界観を感じます。
いろんな感情があるけれど、それに向き合いつつ背筋を伸ばして自分の信じた道を進んでいこう。そんな気にさせてくれる曲です。
<今日の誕生日>
4月13日
ローウェル・ジョージ(1945 - 1979)この日アメリカで生まれたミュージシャン。リトル・フィートのメンバー。
Al Green(1946 - )この日アメリカはアーカンソーで生まれたソウルシンガー。
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