コーヒーと人 Vol.09
Diane Arbus(ダイアン・アーバス)
皆さん、こんばんは。
今日は久しぶりの「コーヒーと人」コーナー。
取り上げるのは写真家のDiane Arbus(ダイアン・アーバス)です。
おそらくモノクロームの写真好きの人なら一度は通ったことのある写真家。
そしてその写真はいわゆる世間一般の「きれいで美しい写真」の基準とは別のものです。
彼女の言葉を借りれば、彼女が被写体として取り上げたものの多くに「Freaks(フリークス)」の存在があります。
フリークスとは身体や精神における障害を持った者や、他者と異なる嗜好を持つ者など、いわゆるアウトサイダーのことを指しています。
それが故に、彼女の写真には一見すると薄気味悪いと思われるものや、何かが歪なものが含まれています。
ぼくが彼女の存在を知ったのは、旧友に教えてもらったか、図書館で写真集をみたか。どちらにせよ約20年前。
聴く音楽や文化もサブカルチャーやカウンターカルチャーといったものに興味を持っていたので、当然ながらダイアン・アーバスの作品に惹かれました。
実は今通っている美容室に決めたのも、ダイアン・アーバスが関係しています。
その美容室のディスプレイにダイアン・アーバスの写真集が飾られていたんです。
「あ〜多分、間違いないな」と思いました。間違いなく話が合う。
予感は的中。オーナーはやっぱり写真好き、旅好きな方でした。
ぼくの頭の中に残っている彼女の言葉があります。
それは「彼ら(フリークス)は生まれながらにして賢者である」です。
しかし、どこで何からその言葉を知ったのか全く思い出せません。
今回ネット上であらためて検索してみると、オリジナルの出典はわからないのですが、以下のQuatesがたくさん出てきました。意訳してみます。
おそらくこの言葉の日本語訳を何かの記事か映像で出会って記憶していたのだと思います。
普段はなんでも忘れてしまうのに、頭の中に残っている数少ない言葉です(笑)。
7月ももうすぐ終わりですね。あっという間。
金曜日。ぼーっとした1日でした。夜空を眺めて寝よう。
皆さん、おやすみなさい。
<今日の誕生日> 7月22日 岡林 信康(1946 - )は、日本のシンガーソングライター。
<カレンダー日本の天気> 7月22日 土用干し
※この本が出版された1982年の記述です。
<一日一文> 7月22日 後白河法皇
<今日の英語> 7月22日